携帯浄水器のあれこれ

2020/06/13
浄水器
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キャンプではあんまりだけどブッシュクラフトではお世話になる浄水器の注意点や浄水能力について。

概要

出先で天然の水を濾過してくれる大変便利な携帯浄水器ちゃん。浄水器と一口に言っても種類やフィルターが1個1個違い個性豊かな携帯浄水器ちゃん。
サバイバル寄りのイメージがあるけど、普通のキャンプでも重くてかさばる水を無くせるってメリットがある携帯浄水器ちゃん。
選び方とかを書いてるけど個人的意見が色濃く出た記事だと思うので参考にというよりも意見を聞いた程度に読んでくださいまし。

川の水質階級についてまとめたページもあるので見てみるよろし。

携帯浄水器の選び方

携帯浄水器も種類が色々で物によって濾過量やフィルターの寿命や濾過するスピードも全然違ってくるから何を買うかはすごく大事になる。
携帯浄水器を選ぶ時の基準としては以下の3つかなと思う。

  • 使用目的
  • 大きさ・値段
  • 濾過能力

使用目的

携帯浄水器で1番重要なのは使用目的かと。何に使うのか、1回の使用量や使用頻度などなど。
大人数で使うなら簡単に大量濾過できる物がいいし、水ごと持ち運びたいならボトル型の浄水器がいいし。
「まーキャンプで飲料や料理に~」くらいにしか思ってなかったら大きさ・値段で選んで大丈夫かと。そんで実際に使いだして自分の求める使い方がわかったら買い替えてみるよろし。

大きさ・値段

大きさ・値段は同列かな?って思って2つ一緒にしちゃった。
携帯するものとしては携帯性はすごく大事だし値段もピンきりなので。あと高い浄水器が必ずしも安い浄水器の上位互換ってわけでもない。
特別安い浄水器だとしても泥水のような水を使わない限り大丈夫じゃないかと個人的感想。だって大概の人が多分飲めなくはない水を使って浄水するだろうし。山の中で1ヶ月間安い浄水器で生活するとかになったらわからんけど、一泊二日とかなら大丈夫じゃないかと個人的感想。個人的感想。

濾過能力

濾過するための物だからもちろん濾過能力は大事。でも大概の浄水器の濾過能力は似たりよったりな印象。”0.1ミクロンか0.01ミクロンのどっちか”的な。知らんけど。

迷ったら

どの浄水器を買おうか選んでる時に個人的に思ったのは、迷ったらこれを買っとけば問題ないって商品は無いかなってことかな。
包丁で言う三徳包丁が無くて、果物ナイフか中華包丁みたいな専門的な種類から選ぶみたいな。
あと色んな商品のレビュー読んでみると(全部が全部信じちゃいないけど)どれも一長一短なんだよね。水漏れするやら付属品の質が悪いやらフィルター交換が高いやら。短所も含めて愛してあげてね。

携帯浄水器の種類

フィルターの種類もそうだけど浄水器自体の種類も豊富なのが選ぶ時に悩む種。種類としては以下の3つ。

  • ボトル式
  • ストロー式
  • ポンピング式

この3つの他に自然落下(吊るしておくやつ)のやつもあるけどアレはストロー式になるのかな?
この浄水器の形状によって使用目的が決まるようなものだから、ここをしっかり熟考した方がよきよき。

ボトル式

ボトル式の携帯浄水器はドリンクボトルのような形状で、水の出し口に濾過装置が着いているタイプ。

Platypus META BOTTLE MICROFILTER
Platypus META BOTTLE MICROFILTER

メリット
このボトル式のメリットとしては水を入れたまま持ち歩ける所。登山とかに向いてるかな?
あとはストローやポンプ式だと別容器が必要だけどボトル式なら容器一体型だから余計な荷物がいらない所かな。

デメリット
デメリットはもちろん余計な荷物がいらない分、ボトル式自体がデカいってこと。表裏一体ね。

ストロー式

ストローみたいに吸って浄水するからストロー式。と言いつつ吸う以外の取り出し法も豊富で万能型

SAWYER PRODUCTS MINI
SAWYER PRODUCTS MINI

メリット
ストロー式のメリットはボトル式のように容器部が無いから小さくて携帯に便利なとこ。
あと色んなサイトで「吸うタイプ」って紹介されてるけど、パウチを接続できるようになってたり、逆さに吊るして自然落下させて浄水したりするタイプも一般的になってきてる。もちろん吸うしかできないタイプもあるけど。

デメリット
デメリットは浄水速度が遅いことと、浄水するのに押し出す力がいることかな?
吸うしかできないタイプは、飲むことしかできないから浄水した水を別容器に入れるのが不可能。
あと他のタイプに比べて濾過能力が低い”印象”。

自然落下式はこんなやつ。重力の力で落ちてくるやーつ。

KATADYN BEFREE 3L
KATADYN BEFREE 3L

ポンピング式

井戸から水を汲み上げるようにポンピングするポンピング式。キングオブ浄水器か?

KATADYN HIKER PRO
KATADYN HIKER PRO

メリット
ポンピング式のメリットはなんと言っても浄水量が他2種と比べ物にならないとこ。ボトル式もストロー式も濾過前の水を別容器に入れてから浄水する必要があるのに対して、ポンピング式は吸い口がホース状になっており川や湖にドボンと入れてあとはポンプするだけ。ポンピングが軽いのもK点超えの評価。
それでいてボトル式に引けを取らないコンパクトさなのも魅力的。あと濾過能力が高い”印象”。

デメリット
デメリットは高価なところ…というか信頼できるメーカーだけに絞ると安い商品がないとこ?
あとたった今魅力的って言ったばかりだけど1番かさばるのはやっぱりポンピング式。
それと水の取り出し口(濾過された水が出てくる方)に接続する容器が必要だったりして本体に負けず劣らずこいつも高い。買わなくても使えはするだろうけど…うーん。

フィルターについて

やっぱり浄水器と言えば気になるのがフィルター。特に商品の謳い文句で色々言われるから余計気になるやつ。
浄水器のフィルターに関して言えば「こんなにすごいよ」って宣伝文句は無視して、フィルターの種類と数値だけ見てればOKレベル。どこそこで使われてるとか気にしちゃいかん。
フィルターの大きさで除去できるやつは下のグラフを見ておくれ。

image photo

そんでアウトドアなんかで使う携帯浄水器のフィルターは以下の3種から。

  • 中空糸膜
  • セラミック
  • 活性炭

中空糸膜

大きさ:0.01ミクロン
よく蛇口につける浄水器に入ってるそうめん状のアレ。
精密濾過膜というフィルターの穴の大きさで、99.9%以上の細菌を取り除けるらしい。精密濾過膜以上の性能を求めると海水を真水に変えるレベルになってしまう。
細菌は99.9%以上除去できるけど溶解した重金属とか有害ミネラル系は素通りします。(この場合浄水器どうのこうのってレベルじゃないけど)

セラミック

大きさ:0.1ミクロン
中空糸膜と同等の性能だけど中空糸膜のほうが信頼度はある。
家庭用浄水器などではマイナスイオン的な胡散臭い宣伝文句が目立つセラミック。ミネラルがどうのこうのなるフィルターで、味や肌あたりに影響があるから変な謳い文句を付けられやすい子。
ちなみに中空糸膜よりも高価だけど性能がいい訳ではなく、単にコストが高かったり中空糸膜の製造メーカーが詐欺まがいの浄水器に商品を降ろさないから値段を釣り上がってるってのもあるらしい。
って悪い印象が多いけど家庭用浄水器での話だし海外ではわからんしアウトドア用の携帯浄水器ではそんなに悪い話は聞かない。変な宣伝文句に釣られなければ中空糸膜と同等って認識で大丈夫。

活性炭

大きさ:0.1ミクロン
炭を高熱処理したもので消臭材にも使われるやつ。もちろん浄水器の活性炭も脱臭効果あり。
不純物を吸着して除去するってよく言われるけど「吸着力が無くなったように効果が無くなる」から吸着って言われるだけで実際には吸着じゃなくて化学変化的なことらしい。
フィルターの寿命は短く定期的な交換が必要。

その他

他にも不織布やイオン交換や逆浸透膜などなどあるけど、携帯浄水器のフィルターとして数えられないと思って除外。
不織布はそのまんま布のこと。メインのフィルターというよりも濾過前に不純物を物理的に取り除く程度の物。携帯浄水器にもサブフィルターとして入ってる物もある。
イオン交換は水の硬度を上げている成分を除去したりするから軟水になったりとかするやつ。携帯浄水器では見かけない。
逆浸透膜は海水を真水に変えちゃうくらいのフィルターでアウトドアで使う携帯用というより災害用に近い。

ちなみに逆浸透膜で濾過した水は必要なミネラルも除去するくらいに純水になるけど、純水すぎて身体のミネラルを吸収しようとするから慣れない人が飲むとお腹を下す人もいるらしい。

種類別の買おうとした商品

個人的買おうとした商品を種類別に紹介しやす。

ボトル式

KATADYN - BeFree
KATADYN - BeFree

折り畳めるソフト素材で信頼の置けるカタダインと言うメーカー。
フィルターは0.1ミクロンの中空糸膜で寿命は1,000リットル

ストロー式

SAWYER PRODUCTS - mini
SAWYER PRODUCTS - mini

もうストロー式と言えばこれでしょう。ジッパーと言えばYKKってくらいストロー式と言えばこれでしょう。
フィルターは0.1ミクロンの中空糸膜で寿命は38万リットルとか天文学的な数字。

ソーヤーミニについてはこっちの記事も読んでみてちょ。

ポンピング式

MSR - Miniworks EX
MSR - Miniworks EX

本当はMSR Guardianが欲しいけど、かなりの高額だからその下位商品的なこいつ。
フィルターは0.2ミクロンのセラミック製で寿命は2,000リットル。

簡易濾過器の作り方

サバイバルとかでペットボトルに炭とか石とか入れて作るアレ。作り方も色々…というか順番や入れる物もまちまち。
実際に作るとなると、材料を集めて、1つ1つ洗浄して、濾過するのに時間がかかる割には1回では濾過できないので何回も濾過が必要と大変。

作り方の説明だけはいたって簡単。

  • ペットボトルの底を切る
  • ペットボトルのキャップに小さい穴を開ける
  • 材料を別々に洗う
  • 材料をペットボトルに入れる
image photo

図左は濾過しながらどんどん水を入れられるので早く濾過できる方法。これ紹介してるサイト意外と少ない。

木炭は棒状に書いてますが、細かく砕いたり大きいのだったり大小様々なのを入れると尚良。
図では書かなかったけど最後(蓋の方)に布やティッシュを入れるのもよく見る。
作る時の注意点としては上から下までギッチギチに詰めると水が落ちていかないので詰めすぎ注意(詰め無さすぎも注意)。

この濾過装置は不純物を取り除くための物で、菌や微生物は取り除けないので注意してください。これで濾過した水を使う場合は必ず5~10分くらい煮沸してください。正露丸のお世話になりますよ。

最後に

簡易濾過器の作り方でも話したけど煮沸は大事。菌は5~10分くらい煮沸すれば死んじゃうから怖い人はレッツラ煮沸。僕も浄水器使って後に煮沸する時もあります。精神衛生上ね。

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