初心者向けキャンプ道具の選び方
キャンプを始めるのに必要なキャンプ道具を「初心者でも使いやすい物」や「キャンプスタイルが変わっても使える物」など選び方や注意点を紹介!
概要
この記事は自身の経験や周りで聞く話などから「こういうキャンプ道具はこうだよね」という感じでまとめています。
またソロキャンプで必要な物をゼロから揃えるという考えでまとめまてますが、ファミリーキャンプでもサイズ感を考慮すれば参考になると思います。
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キャンプ道具の選び方
キャンプ道具を揃える時のコツを簡単に紹介します。
キャンプスタイルを決める
キャンプスタイルを決めておくと、道具選びで悩みにくく統一感も出る 詳しく見るキャンプ道具を揃える時にキャンプスタイルを決めておくと、道具選びで悩みにくく統一感も出るのでオススメです。
ブッシュクラフト、快適キャンプ、軍物、登山兼用、ツーリングキャンプ、色やメーカーを揃えたりと色々とありますし、複数のスタイルを使い分ける人も多いです。
自分のスタイルが想像つかない方は、好きなキャンパーやSNSのかっこいいと思う人のスタイルを真似してみましょう。
キャンプスタイルはキャンプをしていくに連れて変わる人が大半なので、とりあえず揃えるといった道具はどのスタイルでも使い回しが効く無難な物を買っておくと節約になります。
自分の環境に合わせる
「使えない」や「合わない」など不都合があるかも。 詳しく見る自分の移動手段やキャンプ地に合わせて道具を揃えないと「使えない」や「合わない」など不都合があるので自分のキャンプ環境も想像しておきましょう。
バックパックやキャリーで持ち運ぶ場合はサイズだけでなく、入れる道具の重さや入れ物の耐荷重もチェックしておきましょう。
キャンプ地は行ってみないとわからないですが、地面に岩が多い場所では丈夫なペグ、砂場なら専用のペグや砂でも埋もれないチェア、駐車場からサイトまで徒歩ならキャリー、虫対策などなど。
上記のように環境に合う合わないがあるので行きたい場所を事前に調べておきましょう。
好きな物を集める
キャンプの楽しさは「自慢の道具に自惚れる」が多い。 詳しく見るキャンプで実際に行動として行うことを大袈裟に言うと、設営・料理・睡眠・撤収くらいなのと、秘密基地作り感のような箱庭作りに近い部分もあるので、キャンプは自慢の道具に浸る自惚れて楽しむ要素も多いです。
なので値段や使い勝手で選ぶだけでなく、自分の好みで選んだ道具も混ぜることでキャンプがより一層楽しくなります。
高さを揃える
チェアに背の低い焚き火台が使いにくいなど。 詳しく見るキャンプ道具の使いやすさを決める要因として大きく関わるのがキャンプ道具の高さです。
地べたスタイルに高さのある机は使いにくいですし、チェアを使うと背の低い焚き火台などが使いにくくなります。
なので初めて揃える時は基準となる道具を決めて、その道具の高さに合わせて道具を揃えるようにしましょう。
マルチツールは避ける
使い勝手が悪い割に可動部が多く壊れやすい。 詳しく見る安物は欲張らない
「安いのに値段以上そうな物」よりも「値段相応」な物を選ぼう。 詳しく見るキャンプ用品の安いものは基本的に強度やクオリティが屋外使用に向かないレベルと思ってもらっても大丈夫です。
上記マルチツールの欄でも書きましたが、「値段以上に見える=機能が多く壊れやすい部位が多い」とも言えるので、「安いのに値段以上そうな物」よりも「値段相応」な物の方が失敗率が低いです。
ですが屋外使用に向かないとは言え、好きな人でも平均月1と言われるキャンプの回数なら丁寧に使っていれば安物といえどそうそう壊れることはないので、「自分のスタイルに合っているけど高くて買えないから、汎用的に使えそうな物を安物で」など、買い替えや買い足しを念頭に置いて買うのもオススメです。
※もちろん安いのに良い物もありますが、外部情報を得てない商品で掘り出し物を狙うのではなく、無難に値段相応な物を買っておきましょう。
中国製品は同じ物が多い
見た目が同じ商品は基本的にはロゴが違うだけ。 詳しく見る中国製品はメーカーが違うけど形が同じキャンプ道具がたくさんあります。
あちらでは設計図の売り買いや、製造メーカーが複数社に販売権を売ることが多いので、見た目が同じ商品は基本的にはロゴが違うだけで同じ商品と思って大丈夫です。
道具別の選び方
フルコートf
これは買っておけ痛みや違和感を消してキャンプを楽しむ為のアイテム
説明
やけどや虫さされなどに効く、いわゆる軟膏というやつ。
キャンプでは負傷率の高い火傷に効果があり治りが早いのもそうですが、何より痛みが消えてキャンプ中の苦痛が無くなるということ。もちろん虫刺されにも効くので使用頻度は高め。
轟々と炎を上げている焚火台と持ち上げて(絶対にやっちゃいけないこと)火傷をしたことがありますが、このフルコートを塗ったら帰宅してお風呂に入るまで火傷の存在を忘れていた上にほぼ治っていたくらい効果があります。(個人的感想)
キズパワーパッド
これは買っておけ言わずもがなのTHE最強の絆創膏
説明
こちらもフルコートと同じく治りが早いのもありますが痛みが消えてキャンプ中の苦痛が無くなるってやつです。
それに加えてこちらは水に強くて剥がれないという特性もあります。
キャンプでは手元の怪我率が高く傷部の稼働も多いので絆創膏が剥がれやすく、さらに野外にいるので汚れも付きやすいですが、キズパワーパッドなら頑丈に接着しててくれます。
キズパワーパッド系の絆創膏の値段が高いのは、普通の絆創膏はただ外的なものから傷を守る物に対して、キズパワーパッドはハイドロコロイド製剤と言う自己治癒を早くする製法で作られているから。
ニトリル手袋
これは買っておけ手を汚すことなく快適キャンプが可能
説明
ニトリル手袋は手を保護する使い捨ての合成ゴム手袋。
傷から守る意味の保護ではなく汚れから守るための保護で、水場が遠いサイトでは手を洗うのも億劫だったり、野営で手を洗えるような場所がなかったり、冬場で凍てつく水に触れたくない時も、このニトリル手袋があれば手を汚すことなく快適キャンプを行えます。
料理時の汁やタレも気にならないし、薪などを触って汚れた手でも食材に触れらて衛生面でも安心です。
また手の切り傷の保護にも使えて、水で剥がれてしまうような安い絆創膏でもニトリル手袋を付けることで、傷や水を気にせず水仕事が行えるのもオススメポイントです。
手にフィットするので精密作業もしやすく、2~3組であればどこにでも格納できるので是非隠し持っておきたい逸品。
カトラリー
予算がないなら後回金属は冬に素手で触ると冷たい、木材は折れやすい
選び方
お箸、フォーク、スプーン、おたま、などなど。
料理によってはスプーンやフォークの出番は意外と少ない。
最初は家にあるものでも問題なし。どちらかと言うとカトラリーケースや包む物が欲しいところ。
木・アルミ・チタンなど素材もたくさんありますが、金属は冬に素手で触ると冷たい、木材は折れやすい、といった感じです。
※木の箸は滅多に折れませんが、スプーンやフォークは湾曲しているので力がかかると折れやすいので注意。
使いやすいのはステンレスと木で作られてる物。
折り畳めたりネジ式になっていてコンパクトに収納できる物もありますが、あれはキャンプと言うよりも登山などのバックパックに収納する人向けの商品。
キャンプ用として買うならカトラリーケースも一緒になってるやつがオススメ。
安物
キャンプメーカーのカトラリーもキャンプに特化してる訳ではないので、100均や安物のカトラリーセットでも大丈夫です。
注意点
カトラリーは狭い場所に詰め込むことも多いので木で出来てる物は折れないように注意しましょう。
あとメーカー物は後々「ロゴの印字が嫌だ」となる人も多いのでこだわりが出るまではロゴの印字がない物がオススメです。
料理用の刃物
予算がないなら後回オピネルはスタイルに捕われずに長く使えて、キャンプ感も味わえるのでオススメ。
選び方
包丁として使う刃物。家で使う包丁は大きくてかさばり、鞘が無くて刃もむき出しなので早めに買いたい品ではある。
キャンプ用として買うなら鞘付きの包丁やフォールディングナイフ(折りたたみ式)の刃を露出させずに持ち運べるもの。
それでいて刃が薄いものだと料理がしやすいです。
大きさは料理によりますが果物ナイフくらいの小さい物でも十分です。
フォールディングナイフで人気のオピネルは9,10,12番辺りを料理用に使ってる人も多いです。
オピネルは番号が大きくなるほどブレードが長くなり12番だとブレード長が122mm。9番は料理によっては短く感じるので最初は余裕を持って10番か12番がオススメ。
ステンレスとカーボンの2種類ありカーボン製は錆びるので料理用ならステンレス製にしましょう。
安物
キャンプでは「綺麗に切る」ことに重点を置くことは稀なので、料理の見栄えにこだわりがなければ安物でもOK。
注意点
最悪新聞紙を巻くとかでもいいので、持ち運ぶ時は必ず刃を保護すること。
またカーボンスチールや和包丁によくある鋼製の物は錆びるので注意しましょう。
まな板
予算がないなら後回機能よりもサイズを目安に自分がする料理に合わせて選ぼう
選び方
キャンプ用だと折り畳めて収納しやすい物や、包丁を収納できる物などアイデア商品が盛りだくさん。
中にはメスティンにスタッキングできるまな板なんてのもあります。
安物
物が切れればいいので安物でも大丈夫ですが、収納面ではキャンプ用品の方が断然優れてます。
ホームセンターなどで売られてる数百円の木の板をカッティングボードとして使う人も多いです。
私は木材屋さんでゴミとして捨てられるはずだった木っ端をもらって使ってます。
木材を使う時は硬い木は包丁の刃を痛めたやすく、水に弱い木は腐食やカビが生えやすいので檜(ひのき)や檜葉(ひば)などを選ぶようにしましょう。
注意点
家で使用しているまな板は、焚き火の匂いや汚れがつくので注意しましょう。
テント
必需品陣地の象徴とも言える道具なので予算を1番割きましょう
選び方
テントは趣味趣向が大きく現れるのでキャンプスタイルの変化で買い足す人も多いですが、テントはパートナーのような道具なので初心者には「ペットを選ぶ感覚で」と助言しています。
テンマク・スノピ・軍幕の人気は絶大。
形・大きさ・素材など色々あって最初は迷いがちですが選ぶ基準の優先順位としてはこの順番。
- 人数+荷物を入れられる大きさ
- 好みのデザイン
- 機能
雨などの対策として前室部分などを含めて就寝人数と荷物が入る大きさは確保しておきましょう。
展示会のような雰囲気漂うキャンプ場で、お気に入りのテントを張ってエッヘン!とするのもキャンプの醍醐味です。選択肢の中から選べない時は見た目で選びましょう。
あとは好きなキャンパーと同じテントもオススメ。
「お気に入り」や「憧れの人と一緒」など、なにか思い入れを付与できるテントを選んでみましょう。
便利機能はあったら嬉しいですが、好きなテントなら無いなら無いで住めば都になるので優先順位は低くても大丈夫です。
安物
最初は安物でもいいですが、買い替えではなく買い足しできるようなイメージで選びましょう。
注意点
持ち物に合わせて大きさを選ぶか、大きさに合わせて持ち物を選ぶか、だけはしっかりして考えて買いましょう。
自在金具
必需品初心者にとって費用対効果は絶大
選び方
自在金具と同じ効果を持つ「自在結び」や「トートラインヒッチ」と呼ばれるロープワークもありますが、初心者の内は設営を楽にこなせる方が良いので付属品が無い場合は買いましょう。
テントやタープなど、ロープで張る物を立てる時に使うロープの長さを簡単に調整する器具。
ガイロープ付きの商品を買うと付属していることもありますが、付属していない場合は安価なので用意しておきましょう。
色々な形のものがありますが用途は変わらないので見た目や色で選んで大丈夫です。
安物
安くて壊れる・ロープが緩むということはないので安物でも大丈夫です。
プラスチック製の物でも耐久度が低いと言っても壊れるまで使うには相当なキャンプ回数が必要です。
注意点
よくあるガイロープやパラコードであればサイズを考慮する必要はありませんが、代用品などを使う場合は穴の経を計算して購入しましょう。
ペグ
必需品付属のペグは貧弱なので風が強いと「折れて使えない」という事も
選び方
ペグの種類や長さも豊富ですが、Vペグとピンペグ以外のペグにしましょう。
Vペグは砂場や柔らかい地面に対して使うペグで、ピンペグは軽量化目的で付属のペグと同等の強度なのでキャンプ場や野営地の地面を把握できるまでこの2つは避けましょう。
またテントなどに付属されていますが、付属のペグは貧弱で地や風の強さによっては「ペグが折れてテントが張れない」という事にもなりかねないので必ず買うようにしましょう。
経験者が「テント付属のペグでも平気」と言っている場所であれば後回しでも大丈夫です。
ペグの長さはテントやタープの大きさによって下記のように使い分けましょう。
1~2人用 | 16cm~20cm |
---|---|
3人~ | 24~28cm |
タープ | 24~30cm |
とは言え24cm以上であれば「ペグが短くて抜けてしまった」となることは稀なので、汎用的に使える24cmでいいと思います。
30cmのペグは大型のタープや超強風の時用、16cmのペグは「16cmで十分とわかる時に軽量化の為に使う」と言った認識で、24cmを軸にオプション間隔で使い分ける使い方がオススメです。
安物
安物のペグは強度的に劣りますが、挿してしまえば極端に抜けやすいということはないので安物でも大丈夫です。
また安物のペグが折れたり壊れるタイミングが絶妙で、あらかたキャンプ道具が揃った頃合いに来るので安物もオススメしてます。
ただし安物のペグは無闇矢鱈に打って石などに当たると折れやすいので注意しましょう。
どのペグでもそうですが必ず硬い石などが無い場所を探しながら打つようにしましょう。
注意点
無くす人も多く(拾うことも多い)、折れた場合やその他の活用でも使えるので、最初はテントやタープの必要本数プラス1~2本多く揃えましょう。
マット
必需品断熱・寝心地・収納の中で、何を重視する要素で選びましょう
選び方
マットは寝心地を良くするためだけでなく、地熱から守る断熱の役割もあるので必ず買っておきましょう。
エアー | 寝心地が良く収納がコンパクト。穴が開くと使用不可能。 |
---|---|
インフレーター | エアーより設営が楽だがエアーよりかさばる。 |
クローズド | 火の粉や傷に強く設営が楽。収納時にかさばる。 |
選び方としては上記の特性を考慮しつつ、冬キャンプをするならR値(断熱効果を数値化した値)も考えて選びましょう。
大きさはテントやコットが極端に小さくない限りは大概入るので注意するほどでもないです。
そこそこのが欲しいけどよくわからないって人はサーマレストというメーカーがオススメ。サーマレストならキャンプスタイルが変わっても使えるでしょう。
安物
R値が低い物は多いですが、穴が空きやすい訳ではないので最初は安物でも大丈夫です。
冬キャンプでも他の防寒アイテムとの兼ね合いや[ シート + マット + ブランケット + シュラフ] という風にR値は足し算で高くできるので、最初は無理に高いR値のマットを買う必要はありません。
ただ腰を痛めやすい人は安物は寝心地が悪い物もあるので、寝心地のことも考えて選んだ方がいいかもしれません。
注意点
ファミリーキャンプの時はマットが1人1人別だとズレたりと色々面倒なので連結できるタイプがオススメです。
あと枕付きのマットは後々邪魔に感じることもあるので、寝心地重視の人は。
氷点下でR値の低い状態で寝ると地熱で剣山の上で寝てるかのように背中が痛くなるので、ストーブなど防寒器具がない人はR値の高いマットやR値の足し算は必須です。
シュラフ
必需品氷点下を耐えうるシュラフは唯一無二の力を発揮します
選び方
マミー型と封筒型の2種類があり、マミーの方が防寒性が高いですが、他に違いはほぼ無いので、この2種については防寒性よりも好きな密閉感で選んで大丈夫です。
ファミリーキャンプだと数が必要になるので大きめのを買うのもいいですが、出入りなどの使い勝手は好き嫌いが分かれるところ。
水に濡れやすい野営スタイルや、暖房でテント内に結露が起きやすいの場合は防水効果があるシュラフを選ぶようにしましょう。
安物
夏は「無くてもいいや」という人もいますが、虫被害を軽減してくれるので安物やインナーシュラフだけでもいいので買っておきましょう。
冬は防寒性能が高いシュラフが欲しいですが値段が高いので、安物をマトリョーシカのように複数個重ねたり、防寒性のあるインナーシュラフを併用する手もあります。
ですがシュラフは買い換えや買い足しをするようなキャンプ道具ではないので、最初から高い物を手に入れておくのもオススメです。
注意点
また暖房がない状態での冬キャンプではシュラフの性能は重要なので、想定される場合は少し高めに予算を割り振りましょう。
冬用シュラフで信頼できるメーカーとしてはmont-bell・NANGA・ISUKAなどが有名です。
チェアー
必需品テーブルや焚き火台等の高さと合わせるようにしよう
選び方
現在はヘリノックスというメーカーが作ったコンパクトに収納できる通称"ヘリノックスタイプ"というチェアー(写真左)が鉄板です。
他にも "折りたたみ式" のおっきいタイプやリクライニングなどの"機能に優れたタイプ"など、各社のアイデアをふんだんに盛り込んだチェアーがたくさんあります。
地べたスタイルでもグランドチェアーと呼ばれる背の低いチェアがあると腰を痛めること無くキャンプを楽しめます。
あぐらで座れるタクティカルインクラインチェアは太鼓判です。
キャンプ中の殆どをこのチェアーの上で過ごすので、収納面に余裕があるなら機能面や座り心地で選んでみるのもオススメです。
またテントよりも一緒に過ごすことが多いキャンプ道具なので、予算を多めに使ってもいいと思います。
安物
本家ヘリノックスと安物を比べると耐久度とオプションのあるなしがあります。
耐久度が低いと言っても平均体重くらいの人ならそこまで問題視するほどでもないですが、ふくよかな方は注意が必要です。
また安物は基本的に縫いが甘いので、長く使ったりハズレを引くと布部分が破れることもあります。
ただし壊れるタイミングはキャンプ道具がある程度揃った時なので、最初は安物でも十分でしょう。
注意点
100kgオーバーの知人はヘリノックスタイプは本家でも脚が歪んで壊したと言っていたので注意が必要です。
ただ乱暴に扱っていたかどうかわからないので、あくまで壊れる可能性があると思ってください。
砂場や柔らかい土の場合は、足が4点のチェアーだと埋まってしまうので、砂場用のオプション品や面で支える足のチェアを選びましょう。
また冒頭で説明しましたが、チェアーはテーブルや焚き火台等の高さと合うように揃えましょう。
テーブル
必需品「熱いものを置く、物が転がる」も覚えておきましょう
選び方
複数使い分けたり必要最低限で済ませたりしますが、絶対に必要になってくる用途としては、飲食物やカトラリーを置く場として使う飲食用のテーブルになります。
テーブルは大きさや機能別だけでなく、見た目で選べるほど種類がありますが、テーブルの見た目は思った以上に雰囲気を出すので、キャンプスタイルが決まっている場合は自分のスタイルに合ったデザインのテーブルを選ぶのも大事になってきます。
またキャンプスタイルによっては複数のテーブルを使う人もいるので、複数所持も念頭に置いておきましょう。
場合によっては収納用のコンテナやボックスをテーブル代わりに使用できることもあるので、最初は飲食用のを1つ用意してキャンプをしながら決めていってもいいと思います。
ファミリーキャンプでは立って使える高さのテーブルが1つあるととても便利です。
キッチンのように料理ができる使いやすさや、子供の目線に入らない高さに物を置けるのも喜ばれてます。
地べたスタイルで使いやすいロータイプのテーブルも多種ありますが、SOTOのポップアップテーブル一択と言っていい程オススメです。
ポップアップテーブルは足の出し入れががほぼ自動ですが、模造品は自分で足を着け外しする必要があるり面倒で、数千円高い価値は抜群にあります。
またキャプテンスタッグのローテーブルも安くて人気ですが、後々「やっぱりポップアップテーブルがいい」っと買い替える人も多いです。
安物
安物でもそうそう壊れたりしませんが、プラスチック製のテーブルは熱いものを置けないので不便に感じるかもしれません。
また壊れないと言っても、ダッチオーブンなど重いものを乗せる願望があり、耐荷重ギリギリやオーバーしそうな場合は、安物のテーブルは避けておきましょう。
画像右のような二つ折りタイプのテーブルは信頼のコールマンの独擅場ですが、安物の耐久度も悪くはないので柄や大きさで選んでも大丈夫です。
注意点
テーブル選びで1番大事なのは高さを着座位置と合わせることです。
飲食用として使う時に高さが合わないと、いちいち腰を曲げての作業になるのでチェアーと高さ合わせたテーブルは必ず用意しましょう。
また地面が平らとは限らないので箸などがすぐに転がってしまいますが、その時にテーブルの端に段差がないものは地面に落ちてしまうので注意しましょう。
火から下ろしたばかりの熱いクッカーなどを置きたい時も多いので、メインのテーブルは金属製のテーブルにするようにしましょう。
網状のテーブルは網目が大きいと、カトラリーなど転がりやすい物が落ちることもあるので、サブ用のテーブルとして考えておきましょう。
火起こし道具・着火剤
必需品炭や薪ストーブを使うなら着火剤も良い物を買っておきましょう
選び方
普通のライターでもいいですが、火口が伸びて使えて風に強いターボ式の物(写真左)があると便利です。
炭や薪ストーブでの着火には文化たきつけやFIRE LIGHTERSがオススメですが、焚き火の着火に使用するのであればどの着火剤でもさほど問題ありません。
安物
ライターは100均のチャッカマンでも大丈夫です。
着火剤も100均のでも十二分に使えます。
私は1年以上湿気など気にしないテキトー管理の100均の着火剤を未だに現役で使ってます。
※100均の性能がいいのではなく、それでも着火できる経験があるということです。
注意点
「1から火を育てるから着火剤なんて使わない」なんて人でも着火剤は絶対持っておいた方がいい道具の1つです。
朝起きて氷点下の中で1から火起こししたり、夜露や小雨で薪が濡れてる時に四苦八苦しながら火起こしすのは大変なので、エマージェンシーツールとしてカバンに1個2個潜めておきましょう。
ライターはコンビニで売っているような小さいライターだと、風で火がなびいて指が熱くなることもあるので火元が伸びているチャッカマンやSOTOのスライドガスマッチを使うようにしましょう。
余談
最初はいらないですがトーチもあると便利な物。
焚き火台・シングルバーナー
必需品幅300mm前後の焚き火台がオススメ
選び方
焚き火台の選び方については焚き火台の選び方ページで細かく解説しています。
簡易的に説明すると、焚き火台にこだわりが無くとりあえずで買うなら300mm前後の大きさで料理がしやすい焚き火台がオススメです。
そんな人に個人的にオススメしてるのは見る焚き火も料理もできる万能なLOGOS the ピラミッドTAKIBI。
実用的すぎて趣がないですが、どの焚き火台と比べても攻守ともに高クオリティです。
シングルバーナー
シングルバーナーは料理に使用する物で、焚き火台で料理をするという方には不要。
ですがクッカーをすすで黒くしたくない方は焚き火台での調理をしないでシングルバーナーでするようにしましょう。
また火力調整もツマミ一つでできるので、楽に料理をしたい人にはオススメです。
寒冷地での冬キャンプでは、ガソリンバーナーやOD缶のシングルバーナーでないと火力がでなかったり着火しないなどあるので注意しましょう。
安物
焚き火台は用途に特化した物が多いので値段よりも自分の使い方に合ったものを選びましょう。
複数所持して使い分けてる人が多いので、複数所持も念頭に置いて選ぶのもオススメです。
シングルバーナーはスターターなどの故障もよく聞きますが、買い替えタイミングが絶妙だったりもするので最初は安いのでも大丈夫でしょう。
買い替えしたくない場合は有名メーカーの物を選びましょう。
注意点
キャンプスタイルが定まっていない時に購入した焚き火台は買い替え対象になりやすいので、買い替えても使う機会が来やすい上記のLOGOSの焚き火台やピコグリル系の焚き火台を選んでおきましょう。
クッカー・メスティン
必需品最初は大きさやスタッキング性能で選んでよし
選び方
クッカーはアルミやステンレスなどの材質や取っ手の位置も様々ですが、最初はしたい料理ができる大きさやスタッキング性能で選んで大丈夫です。
個人的に最強だと思っているのは煮炊きがしやすいアルミを使いながら、取っ手は熱くなりにくいステンレスにしているスノーピークのクッカー。
鍋物に最適なのは「つる」と呼ばれる半円タイプの持ち手になっているクッカーで、これならトライポッドで吊るしておけば常時暖かく頂けます。
鍋物ならキャプテンスタッグのセットがオススメですが、全てステンレス製(冷めにくいが、料理時の火力が必要)なので米炊き用にアルミクッカーも欲しい所。
シェラカップは何を買ってもたいして変わらないので、好きなメーカー・取っ手が折り畳める・目盛りの有無の3つから選んでいいと思います。
金属の性能については下記記事で詳しく解説しています。
メスティン
メスティンは軍物のクッカーとして生まれて、その大きさからソロキャンプの量にちょうどいいということで大人気ですね。爆発的な人気故にオプション品が豊富で、使い勝手は通常のクッカーよりも上の印象です。
トランギアのメスティンレビュー記事も参考にしてみてください。
飯盒
軍物のクッカーの一種として飯盒もありますが、通常の飯盒は5合炊きと大きくソロキャンプには不向きです。
ですが最近は戦闘飯盒2型という2合用の飯盒のレプリカも販売されていますが、こちらは通常の飯盒の小さい版なのに価格が3倍以上の物もあるほどの強気の値段設定です。
飯盒は米炊きと一緒に料理をする飯盒炊爨(はんごうすいはん)も可能ですが、飯盒炊爨をしている人は稀なので典型的な「結局使わない」に陥ります。
シェラカップ
計量カップ的なシェラカップは料理に使えたりコップになったり汎用的に使える代物で取皿なんかに最適で、貰い飯をする時に効果絶大。
最初は3個セットくらいのクッカーがあれば事足りるので、こだわりがなければシェラカップは後回しでも大丈夫です。
ちなみに正式名称はシエラカップ。
安物
セット物ならスタッキング面で有利なので安物でもOK。
メーカー物との違いはオプション品や色々揃えた時の見栄えの統一感くらい。
一生物と言っても過言ではないくらい壊れないので耐久力も抜群。
注意点
メスティンは人気なのでよく「メスティン料理」として特集などが組まれていおり、勘違いしている人をたまに見かけますが、単なるクッカーなのでメスティンでしか作れない料理は存在しません。。
チタンのクッカーは熱伝導率や熱拡散率が悪く、床面全体ではなく火があたってる所だけにしか熱がいかないので、煮たり湯沸かしにしか向かないので注意しましょう。
またクッカーセットは小さいクッカーには蓋が無い事が多いので注意して選びましょう。※米炊きしたいとき
ランタン
必需品種類はなんでも良いので1つは持っておきましょう
選び方
最初に購入するのであれば、燃料いらずのLEDランタンが、いつ何時でも使い勝手がいいのでオススメ。
またランタンは"周りを照らす・下を照らす・真っ直ぐ照らす"と照らす方向も色々ありすが、下か周りを照らせれば不便になることはありません。
ノスタルジックなオイルランタンも欲しくなりますが、オイルランタン1つだと心もとない時もあるので、まずはテント内でも社内でも使えるLEDランタンから買っておきましょう。
自分の目線の先を自動で照らせるヘッドライトもオススメです。
夜中に料理や鞄をまさぐる時に唯一無二と言える程の使いやすさを発揮してくれます。
安物
LEDランタンは安物で全然大丈夫です。
スペック・謳い文句・耐水など色々ありますが気にする程でもありません。
メーカー物が高い理由は性能というよりも、暖色の色味をしっかり出すためという理由が多いです。
蛍光灯などは暖色と言われる赤系の明かりですが、LEDは青系の真っ白な明かりなので暖色を出すためには予算が上がってしまうんです。
所謂ハリケーンランタンと言われるオイルランタンも性能はそんなに変わらないのでどれでも大丈夫です。
注意点
オイルランタンを通販で買う場合は「写真で想像してた大きさより小さかった」なんてことも多々あるので、物差しなどで寸法を想像しておきましょう。
クーラーボックス・保冷剤
必需品食材の保冷に使うだけでなく、氷点下でも食材が凍らないようにするためにも必要
選び方
クーラーボックスの保冷力は物によって劇的に変わる程でもなく、料理にもよりますが1泊では強力な保冷力は必要としないので大きさで選んで大丈夫です。
キャンプ道具で1番場所を取ると言っても過言ではないので持ち物に合った大きさで選ぶのが使いやすさの秘訣です。
料理や人数によって使い分けることが多いので、大きい物と小さい物の2個持つイメージで考えても使いやすいです。
種類はハードタイプとソフトタイプの2種類。
ソフトタイプは「帰りに折りたたんでコンパクトになる」とよく言われますが、結局行きはフルサイズなので軽いというのが1番の利点になります。
クーラーも保冷剤もロゴスが費用対効果が高いとよく聞くので迷ったらロゴスにしておきましょう。
またキャンプ用でなくても、釣り用のクーラーもなかなか使えます。
安物
安いものは保冷力が落ちますが、1泊レベルでは夏でも気にするほどではないです。
もちろん凍らせたものを入れておく等の補佐も必要ですが。
保冷剤も100均ので十分ですが、夏は少し心もとないかも?ですが1泊キャンプで "クーラーに入れてたお肉が駄目になった" なんて話は聞いたこともないので最悪の事態にはならないと思います。
私は冬キャンプならビールのおまけで付いてたペラペラの保冷バック使ってます。
食材や飲み物が少ないのもありますが、夜用の食材を凍らせとけば"冬は"大丈夫です。
注意点
ソフトタイプをネットで探すとお弁当袋的な商品も混ざって表示されるので間違えないように注意しましょう。
2泊3泊するキャンプで買い出し不可なら大きさより保冷力で選ぶこと。
また長持ちする保冷剤は冷却時間も長い点に注意。
タープ
予算がないなら後回最初は安物を買って自分に合ってる物を見つけてから高い物を買うのがオススメ
選び方
種類も多く自分のキャンプスタイルに合った物を選ぶには経験も必要で、雨が降らなければ最悪無くても大丈夫なので予算に合わせて後回しにしてもいいでしょう。
なので初心者の内は安物を使って何が自分のキャンプに合ってるか理解してから高い物を買うのがオススメ。
選び方としてはテントや自分の基地の大きさに合わせて買うのが大事です。
四角形やヘキサ(6角形)オクタ(8角形)などの形もテントと合わせた張り方などがそれぞれありますが、「結局大変だからやらなくなった」という人も多いので、まずは四角形でもいいでしょう。
ソロキャンプで色んな張り方をしたいならDDタープがクオリティも値段的にもオススメです。
大きさの選び方としては、ソロでピッタリなら3x3で、余裕が欲しい人は3.5x3.5、ゴージャスな空間を作るなら4x4。
大は小を兼ねるので大きさで悩んだら大きい方にしておきましょう。
ファミリーみたいな大所帯ならスクリーンや自立式なんかも楽なのであり。
安物
安物を買って失敗した話はあまり聞かないですし、最適なタープを選ぶのにも経験と自分のキャンプスタイルの理解が必要なので安物でもOK。
焚き火で穴開けても気にならないからと安物を使う人もいます。
注意点
焚き火で穴を開けたくない人はポリコットンやDDタープなんかがオススメ。
DDタープはポリエステルだけど溶けた話を聞かない不思議なタープ。
タープ泊はおっぴろげ状態で場所を選ぶので夢半ばで終わる人も多いので注意。
グランドシート
早急に揃えたい「テントの保護・汚れ防止・夜露の乾かしが楽」などいい事だらけ
選び方
テントの下に敷くグランドシートは「雨でも降らない限り必要じゃない」と考えがちですが、山は雨が降りやすいのとテントの保護・汚れ防止・夜露の乾かしが楽などいい事だらけなので早めに揃えましょう。
基本テントよりも小さければなんでも良し。
テントが有名メーカーならテント専用に作られた物にしましょう。
安物
そうそう買い換えるものでもないので良い物を買っておくと便利ですが、数百円の物を買い替え買い替えで使っても言うほど費用対効果は悪くありません。
ブルーシートを使ってる人もいますがキャンプではODグリーンシートが人気。
注意点
テントより少し小さいかピッタリフィットのサイズを選ぶようにしましょう。
網・五徳・鉄板
予算がないなら後回料理を想定して買うか、有無で料理を選ぶか
選び方
網は使用頻度が少ないですが、焼き鳥や海鮮系など直焼きする時に便利です。
網のかわりに鉄板も使えますが直焼きには遠く及びません。
五徳は焚き火台にクッカーなどを置く用の鉄の棒(写真左)で、五徳付きの焚き火台なら必要ありません。
網と五徳は専用品でもない限り焚き火台の大きさよりも大きい物を買うようにしましょう。
後はダッチオーブンを使う人は耐荷重に気をつけながら選びましょう。
鉄板は厚みで蓄熱性能が変わるので「厚い:重いが性能良し」「薄い:軽いが性能低い」という認識で選びましょう。
安物
網は100均でもいいですが、頻繁に使うなら高い網の方が長持ちして経済的です。
五徳はクッカー料理適度なら何でもOK。
鉄板も素材自体に大差ないので何でもOK。
注意点
五徳にダッチオーブンを乗せると折れたり曲がったりする物もあるので注意しましょう。
中空とか書いてあるものは軽いけど強度が豆腐なので気をつけましょう。
あとチタンのプレートなんかも見かけますがチタンは熱伝導率が悪いので注意。
火吹き棒
早急に揃えたい焚き火台の吸気性能によっては必需品
選び方
無くてもいいですが安く手に入るので早めに揃えておきましょう。
値段も見た目もまちまちですが極端に性能差はないので、下記の要素からお好みで選んでみてください。
- 見た目
- 伸縮性
- プラスの機能(火掻きなど)
安物
数百円ので十分ですし、100均のセルカ棒の持ち手を分解して作ったものでも性能的不利はありません。
注意点
伸縮する物は結合部から唾液?が漏れ出てきたり、砂を噛んだり、伸縮が固くなると結合部が外れて部品を無くすなんてこともあるので注意。(壊れやすいと言うよりも弱点的な感じです)
あと吸気が悪い焚き火台によっては必需品にもなりかねないので、焚き火台とも相談しましょう。
ケトル
早急に揃えたい使う頻度の割りに場所を取るので、お湯を使う量の把握が大事
選び方
クッカーが余ってれば代用できたりもするので最初は無くても不便ではないです。
お湯はカップ麺やコーヒーにしか使わない人も多いので、自分の使う量を想定して大きさを選びましょう。
小さいケトルではトランギアがオススメです。小さく感じますがカップ麺でも必要なお湯は300~400mlなのでソロなら十分の大きさです。
携帯浄水器を使う人なら煮沸消毒するために持ってると便利です。
基本は湯沸かしなので熱伝導率が良いアルミ製の物がオススメです。デザインはお好みで。
イーグルプロダクツのような注ぎ口が上部についている物は "ケトルに直接コーヒー粉を入れて沸かす" 時にコーヒーの粉がコップに入りにくくするための仕様。ブッシュクラフト的使い方です。
安物
構造・素材的にはどれもほぼ同じなので安物でも問題ありません。
注意点
アルミは沸きやすく冷めやすい。
ステンレスは湧きにくく冷めにくい。
と言っても雲嶺の差があるわけでもないのでお好みで大丈夫です。
ナイフ
予算がないなら後回意外と使用用途は少ないので好みで選ぼう
選び方
キャンプと言えばのイメージありますが、使う機会がほとんどない人も多く嗜好品の気も強いので見た目で選んでも問題ありません。
よくわからなければ汎用的に使えるモーラ・ナイフのステンレスの物がオススメ。
値段・大きさ・性能等色々と良い意味でTHE無難なナイフとなっています。
海外のブッシュクラフトのナイフランキングでもNo.1に輝いています(コスパ最強という理由で)。
ナイフは用途やこだわりによって千差万別なので自分のこだわりがある人は、こだわりに従って購入しましょう。
フォールディングナイフ(折りたたみ式)は強度的に弱いナイフなので、力をかけることもあるキャンプでは最初の1本はシースナイフ(鞘に納めるタイプ)を購入するようにしましょう。
もちろん用途が決まっている場合はフォールディングナイフでも問題ありません。
安物
用途にもよりますが「主にバトニングに使用する」という方は安物でも問題ありませんが、刃が薄いものは折れやすいので注意しましょう。
また買い替え前提で安物を買うのはオススメしません。
注意点
刃が薄い物や作りが陳腐なナイフは故障時に怪我の危険もあるので、なるべく薄いナイフは避けるようにしましょう。
フォールディングナイフも強度的に弱いので力をかける使い方は避けましょう。
火消し壺
予算がないなら後回車に乗せたくないゴミを詰めるのにも使える
選び方
火消し壺は厚さは違いますが、機能的な差異は少ないので好みの大きさで選んでいいでしょう。個人的に最強だと思うロゴスか、チャコールスターター(炭の火付け)とスタッキングできるキャプテンスタッグがオススメ。
コンパクトにしたい人なら火消し袋でも十分大活躍します。
安物
安物でも酸素を遮断という仕事は十分してくれますが、大量に入れて熱を持たせてしまうと冷ますのに数時間がかかるので注意。
注意点
メインの「持ち帰る」という使用で考えると頻度が人によって様々すぎるので各自の用途に合わせて、値段や家での収納面などから判断しましょう。
よく謳い文句にある「炭の再利用ができる」と言うのも、何円の節約なんだか…というレベルです。火付が悪くなってたりしますし。
ペグハンマー
早急に揃えたい抜き刺しどちらでみても費用対効果は絶大
選び方
基本的には頭が真鍮(叩く部分が金色)かどうかの2択になります。
真鍮の物は叩いた時に頭が潰れることで衝撃を温和してくれますが、潰れ切った場合は買い替えになります。(交換部品を出しているメーカもあります)
地面によっては屈強な男性でも大変な作業なので、手からすっぽ抜けないようにするための紐付きの物を選ぶようにしましょう。
安物
真鍮製でも壊れるまでにはかなりのキャンプ回数が必要なので安物でも大丈夫ですが、キャンプ回数が月1レベルの人は有名メーカーにしておく方が経済的です。
ペグハンマーの真価は叩きやすいというよりもペグ抜きにあるので、ペグ抜きは必須です。
注意点
プラスチックやゴム製のものはわざわざお金を出して買うような代物でもないので避けましょう。
ピロー(枕)
予算がないなら後回インフレーターのピローならクッションにも使える
選び方
マットと同じようにエアーとインフレーターがありますが、オススメはクッションとしても使えるインフレーターの物です。
安物
エアータイプは丸くなる物が多い印象で、寝返りのたびに枕がズレ動いて頭が左右に落ちて寝るのに神経が必要なので避けた方がいいかもしれません。
また買い替えたら使わない道具が増えるだけなので注意しましょう。
注意点
就寝時に疲れを残すと翌日の撤収が重くのしかかるので、中華製は避けた方がいいかもしれません。
コット(ベッド)
早急に揃えたいテントに入る大きさかどうかが最優先
選び方
砂利などの地面を選ばずに寝れて地熱対策にもなる一品。
絶対必要という人もいれば全く使わない人もいますが、1つ持ってるとキャンプの幅が広がります。
大きさに規定はなく各社バラバラなので、テントに入る大きさを選ぶのが大事です。
また収納サイズも微妙に違うのでバックパックキャンプの場合は収納サイズもちゃんと見ておきましょう。
高さはハイ・ロー・2WAYの3タイプが有ります。
ハイコットは寝起きの動作がしやすくチェア代わりとしても使えますが、収納サイズが大きく他の道具の背も高くないと真価は発揮できません。
ローコットは定番タイプで地面や地熱対策として使用するベッド。
2WAYはハイコットとローコットの切り替えが可能なタイプで、デメリットもそんなにないです。
ハイかローかは他の道具の高さ次第で決めて、とりあえずで買いたい人は2WAYにしておくといいでしょう。
最近は女性でも組み立てが楽にできる商品などもあります。
コットの組み立ては堅くて力がいるで有名なので、心配な方は組み立て方法もチェックしおきましょう。
安物
チェアとは違い安物は壊れる等はあまり聞きません。
むしろ希望サイズで選ぶとメジャーメーカーのコットが選べないこともあるので安物もメイン使用で考えていいと思います。
注意点
ソロキャンプ用の小さいテントの場合はコットが入らないことも多いので注意しましょう。
テントのサイズは基本的には底部で図っているので、ギリギリサイズで選ぶとコットの足は当たらないけど寝床面が干渉することもあります。※ティピーテントのように壁面が斜めになっているテントの場合。
またコットの沈み具合は商品によって違い、柔らかいタイプは地面ギリギリまで沈むこともあります。
欲しい商品の実物を触れる機会は少ないですが、1度アウトドア用品店などでコットの寝心地を確認しておくと選ぶときの参考になると思います。
コットあるからマットはいらないという人もいますが、マットは断熱の役割もあるのでマットも必ず購入しましょう。
薪バサミ
予算がないなら後回焚き火近くの装備なので、見た目で選べば目の保養にもなります
選び方
薪を挟むだけで性能の違いはそんなにないので、収納面・デザイン・機能で選んでいいでしょう。
ダッチオーブンや薪ストーブを持っている人なら、それに合った機能を持っている薪バサミにすると余計な荷物も減らせて便利です。
またバネの有無はバネありの方が楽ですが、バネがないから使いにくいという感じでもないので好みや手の大きさと相談しましょう。
安物
とりあえずなら100均の物で大丈夫です。
なんなら私は装備次第で薪バサミを使わずに薪で動かしてます。
注意点
レンタン鋏を使ってる人もいますが、これは掴む物じゃなくて挟む物で使いづらいので注意。
薪がクルクル回転しちゃいます。
耐熱グローブ
早急に揃えたい付け外しが多い人はフリータイプにしましょう
選び方
タイプとしては手首がフリー・ゴム・マジックバンドの3種類から選べます。
付け外しが多い人はフリー。ゴムとマジックバンドはお好みで。
あと洗濯できるグローブもありますが、便利といった話はそこまで聞きません。
スノーピークなどの高い物は2層構造になっているので耐熱性能が高いですが、恩恵を受けるのは熱い状態の焚き火台を触る時くらいにしか役に立ちません。※撤収時など
安物
安物でもこれと言った悪いところはありません。
安くても耐久度もあるので「革は育てる嗜好品」という見方の方はお気に入りになる一品を最初に見つけるといいかも。
注意点
炭とか薪とか触る人は汚れるので黒っぽい色がオススメ。
食器類
予算がないなら後回マグカップは必需品
選び方
ソロキャンプではクッカーの蓋やシェラカップがお皿に使えるのでわざわざ揃えないって人が多いですが、プレート皿は場所も取らないので持ち物に忍ばせておくとなにかと使えて便利です。
ちなみに皿は無くてもいいですがマグカップは必需品です。
皿もマグも使用方法にあった大きさで、割れないものであれば何でも大丈夫です。
安物
とりあえずなら安物でもいいですが、その場合はクッカーなどとセットになった物買った方がお得感はあります。
注意点
たまにホーローやチタンなどのマグカップで「直火でも使える」等謳っていますが、直火で温めたらそもそも触れる温度じゃなくなるので注意しましょう。
また冬場は冷蔵庫の中(2℃~5℃)にいるのと等しいのでチタンダブルマグなどの「冷めにくい」系の物はテント外では効果を発揮しないので注意。
ガラスは割れるので金属・ホーロー・木などで出来ている物を選びましょう。
プラ製もNGと言うほどではないですが、火の粉で溶ける可能性があるので注意しましょう。
斧・鉈
あると便利「とりあえず欲しい」ならハスクバーナ
選び方
"キャンプと言えば"っぽいですが、市販の薪はナイフのバトニングで事足りるので無くても問題ありません。
キャンプで使用する斧の大きさは40cm前後で、重さは1,000g以下がオススメです。
鉈なら刃渡が150mm前後。
明確に「こう使いたい」という願望がなければ斧と鉈の違いはそんなに無いので、どちらを選んでも大丈夫です。
鉈はナイフのように使うことも出来て軽いですが、大きく硬い樹を割るのであれば斧に軍配があがります。
後述のリンクで斧を解説しているので、そちらも見てみてください。
「とりあえず斧が欲しい」という方はハスクバーナのキャンプ用を買っておけば問題なしです。
安物
キャンプ用であれば使用頻度も低いので安物でも大丈夫ですが、マルチツールは止めておきましょう。
ただし買い替えるといった物でもなく必須のアイテムでもないので、お金に余裕がある時に有名メーカーの物を買うのをオススメします。
海外の有名所ではハルタホース、ハスクバーナ、グレンスフォシュブルークスがオススメ。
注意点
慣れない人が使うと手が薪と同じ様にパックリとエグリ散らかすこともあるので、初心者や女性は持って無くてもいいと個人的には思っています。
ノコギリ
あると便利焚き火台の大きさによっては必要なし
選び方
小さい焚き火台用に薪を短くしたり、野山で倒木から薪を採取したりするのに必要です。
なので市販の薪を入れられるような焚き火台なら特別必要ありません。
木を木目に逆らって切る作業は骨が折れるので、ノコギリ作業を嫌って焚き火台を買い替える人も多いくらいです。
キャンプでオススメなのは、アサリ付きの横挽きと言われる刃で、長さは200mm前後が使いやすいです。
安物
そこらに落ちてる安物でもいいですがノコギリは非常に疲れるのでわざわざ買うならシルキー辺りのメーカー物がオススメ。
あとマルチツールについてるノコギリは駄目。
注意点
持ち運ぶ刃物なので折り込み鋸にすること。
ノコギリの種類ページでも書いてるから要チェック。
パラコード
早急に揃えたい4mm以上の太さは雨水が伝ってくるので注意
選び方
キャンプでの定番スペックは太さ3~4mmで7芯の物。
9芯もありますが7芯で十分です。
また人が多いキャンプ場に行くなら反射材入りの物がオススメ。
自分含め転びまくります。転ぶだけならいいですが、焚き火周りの道具を踏んで壊したりテント・タープが倒れたりしかねません。
安物
安いから切れたなんて聞いたこともないのでお好みの物でOKです。
注意点
特に無いですが「可燃性のファイヤーテンダーが入ってていざという時に火口に使える」というパラコードがありますが、いざって時は来ません。
小袋・コンテナ
あると便利必ず欲しくなるので最初の内から目を光らせておきましょう
選び方
巾着袋
ティンダーポーチに使ったり、カトラリーケースに使ったり色々と便利な袋。
小物をポイッと入れられるので個人的には何枚でも持っていたい品。
最初に買うと言うよりもキャンプに慣れて「これを入れたい」って物が出てきた時に買うのがオススメですが、最初に10枚セットで安いやつや各種サイズがセットになった30枚入のやつとかを持っておくのもオススメ。
重いものを入れるなどで耐久性が欲しいなら生地が厚めの物。
メッシュ巾着
クッカー・ケトル・五徳など焚き火に当たって煤だらけになる物を入れるのに便利なメッシュケース。
通気性があるので濡れたタオルなんかを入れるのにも最適。
私はメッシュツーリストのSサイズかMサイズをよく使っています。SSサイズとLサイズもありますがこの大きさなら普通の巾着のほうが合ってるかも。
コンテナ
ツールボックス的な使い方するコンテナ。
入れっぱなしでいいので焚き火関連や料理関連の道具をまとめて入れるのに便利。
撤収が楽なのも高得点。
収納バンド
収納方法にもよりますが、収納バンドもパラコードやカトラリーやペグなどをひとまとめにできるので便利です。
特にバックパックキャンプの人にはオススメです。
選び方
入れる物によってまちまちなので、入れる物ができてから大きさや耐久性を考慮して探してみよう。
安物
これも入れる物次第。100均で巾着やアルミ缶を何個か買っておくとひとまず便利。
注意点
用途と種類(素材・耐久など)を間違えないようにしましょう。
充電器
あると便利ネットやSNSでは露見しないけど夜中ってすごく暇
選び方
滞在時間も長く暇な時間も多く、昼寝をしてしまったりで夜寝れない時に暇をつぶすためにも1つ持っておくと便利です。
寝ている人だらけの中1人暗闇にいる暇さったら…。
ポータブル充電器はあんまり詳しくはありませんが、Ankerが良いとよく聞くので私もAnker製の物を持っています。
古い車やバイクの人はジャンプスターター付きのポータブル充電器にするともしもの時の備えになります。
ジャンプスターター用の端子があるだけで、中身は通常のポータブル充電器と変わらないので充電器としての性能も落とすことなく使えます。
でも充電器として使いすぎるとジャンプできなくなるので注意。
安物
冬場は性能が悪いと寒くて使えないという噂もチラホラ聞きますが、噂程度なので安物でも十分使えると思います。
氷点下でも絶対に使えないといけないという方は有名メーカーの物にしておきましょう。
注意点
最近ではポータブル電源も流行っていますがソロキャンプでは完全にオーバースペック。
コールマンなどのLEDランタンで充電も可能と謳っている商品がありますが、充電機能搭載系はあんまり当てにしない方がいいです。
充電器の充電すら使い切った時用くらいと考えておきましょう。
携帯扇風機
夏キャンプ体感温度がぜんぜん違うのでオススメの品
選び方
熱中症気味になって辛いから帰ろうと思っても、もうその時には撤収作業なんてしてられないので対策の一つとして持っておくと救命に近い働きをしてくれます。
特に初心者の内は日向で動くことも多く、日の動きを考えて設営も難しいと思うので熱中症対策にほしいところ。
なんでもいいですが、ソロで使いやすいのは首にかけれるタイプの物。
家族やグループなら据え置き方もいいですが、テーブルや焚き火に注意しましょう。
安物
長持ちしないのでワンシーズンのみと割り切る気持ちで使うのならOK。
特にバッテリーがへたりやすい。
注意点
手持ち系の扇風機は使い勝手が悪いので注意。
据え置きか首掛けなどの物が使いやすい。
防虫用品
夏キャンプ噛まれたら病院行きな虫もいるので対策は必須
選び方
人や環境によって効果はまちまちなので、レビューを参考にしたり色々試してみたり探してみましょう。
「蚊除けだけどハエにも効果あり」と書いてあってもハエには効果が弱かったり、行く場所によってはビルドアップされた屈強な虫もいたりするので…。
でも迷ったら万能なパワー森林香買っておけば大丈夫です。
安物
こればかりは体質や虫の耐性にも左右されるので言い切れません。
注意点
噛まれた時用のかゆみ・かぶれに効く治療薬やムヒなんかも買っておくこと。
実は蚊に刺されても使えるポイズンリムーバーもあると安心。
ストーブ
冬キャンプ大は小を兼ねるのでオーバースペック気味でもいいかも
選び方
種類としては灯油を使う物、カセットガスを使うタイプ、薪ストーブ、バーナーに取り付けるヒーターアタッチメントなどがあります。
テントの外で使うなら熱量の高い薪ストーブや灯油がオススメ。
カセットガスやヒーターアタッチメントはテントの外だと足元だけ温める感じになりかねないので注意。
テント内での使用ではソロ~2人くらいのテントならカセットガスやヒーターアタッチメントでも効果絶大です。
安物
そうそう買い換える物でもないので大きさや熱量など吟味しつつ自分に合った物を買うのがオススメ。
ファミリータイプのテントで冬キャンプをするなら、予算が足りなかったとしても薪ストーブや灯油を購入するつもりでいましょう。
テントの大きさに合わせないと、オーバースペックでは逆に暑くなりすぎたり場所を取る原因にもなるので注意しましょう。
注意点
薪ストーブは「小さい=熱量も低い」ので注意。
特にチタンは蓄熱も熱伝導も悪いので「持ち運びには適してるが、暖房には向かない素材」です。無いよりは暖かいですが。
またキャンプ感が絶大で大人気の薪ストーブですが、燃費(運用費)が悪く火力調整には慣れも必要で、設営・撤収・掃除が大変なので、楽したい方は灯油一択です。
あとテント内でストーブを使う時は一酸化炭素に注意。一酸化炭素チェッカーも買っておくこと。
ブランケット
冬キャンプ寝床に敷いても暖かいし防寒具として効果が高い
選び方
何でもいいですが、ウール100%に近い物が焚き火にも強いし暖かいしオススメです。重いですが…。
キャンプでは動く事や多く、地面の汚れや火の粉などもあるので、大きすぎると勝手が悪くなるので、1人で気持ち小さいかなくらいで選ぶといいでしょう。
安物
せっかく買うならウールが50%以上の物にしたいところ。
たまたま家にあた安いブランケットならそれでもいいですが、真冬の外は想像以上に寒いので安物買いの銭失いにならないようにしましょう。
注意点
焚き火で溶けたり穴が空いたりするので素材には注意しましょう。
また家で使っているものは上記の溶けや穴だけでなく匂いもしっかり付くので注意しましょう。
防寒着
冬キャンプ外気を通さないもそうですが「体温を逃さない」も意識しましょう
選び方
防寒着としてあると嬉しいのは下記の7つ。
もちろん暖房などの兼ね合いなどで全て揃える必要はありませんが、あるとないとでは全く違うので少しずつ揃えていきましょう。
- 帽子
- ネックウォーマー
- 手袋
- インナーシャツ
- インナーパンツ
- 靴下
- 靴
帽子・手袋
当たり前ですが肌が露出している部分が冷えるので、帽子や手袋は持ち物に忍ばせておくと便利です。
特に手袋は欠かせないアイテムと言ってもいいでしょう。
ネックウォーマー
体温は足首・手首・首などの服の隙間から逃げていくので、ネックウォーマーやマフラーで首元の隙間を遮断するだけで全然違います。
"温かい"ではなく"寒くならない"ために用意しておきましょう。
インナー
高性能なインナーは発汗性なども優れているので湿度によるダウンシュラフの性能低下やテントの結露を防止する役割にも一役買い、重ね着しすぎて動きにくくこともないので余裕がある時はバツグンに高価な物を買ってみましょう。
暖房をガンガンに使う人は逆に暑くなってしまうので、脱ぎにくいインナーはチープでもいいでしょう。
靴・靴下
暖房完備だとしても床びえのダメージがチクリチクリと足に溜まっていくので、靴や靴下はとても重要です。
軽視する人もいますが足の指の感覚が無くなる人も多いので、靴と靴下は防寒着で真っ先に買うほど重要視しておきましょう。
選び方
外部要因の暖房を除けば真冬の野外で1番温度が高いのは体温なので、体温を衣類の外に逃さないのが防寒の第一歩です。
また身体は飲食で温まり、顔は焚き火等で温められますが、手と足は焚き火でも心もとないので、手足の防寒は最初に揃えましょう。
生地は焚き火にも負けないウールがオススメです。
色んな生地について書いたページも参考にしてみましょう。
安物
安物の服でもしっかりした暖房や重ね着などで賄えますが、動きにくくなったり汗被害などもあるので、徐々に良いものに買い替えていく感覚でいましょう。
また「ストーブがあるから脱ぎやすいアウターで防寒」など暖房との兼ね合いも考慮しておきましょう。
注意点
アウターは焚き火の火の粉のことも考慮しておきましょう。
寒さは暑いときよりも簡単に人間の機能を奪うので、気温に合わせてしっかりと装備を整えるようにしましょう。
耐久度について
壊れる早さで判断する長持ち度ではなく、壊れた原因から耐久度を判断しています
記事内で「壊れやすい」等の言葉が出てきますが、判断基準としては間違った使い方をせずに、粗末に扱わないで使用した場合を想定しています。
通販サイトでよく見る「すぐ壊れた」等のレビューを紐解いてみたら「ペグが刺ささらないような地面に力任せにペグダウンしてペグが曲がった」なども多いですが、当記事では壊れるまでの早さから判断する長持ち度ではなく、壊れた原因から耐久度を判断しています。