
用途で選ぶナイフ
- 作成日
- 編集日2026-05-28
バトニング・フェザースティック・料理・ブッシュクラフト・フィッシングの5用途別に、適したタング・グラインド・鋼材の選び方を解説。

バトニング
バトニングとは、ブレードを薪に当てて別の木でナイフを叩いて薪割る技法です。
ナイフに大きな負荷がかかるため、バトニングはフルタング・固定刃で刃厚5mm以上のもの推薦。
フルタングのナイフでも破損の危険があるくらいなので、フォールディングナイフや刃の薄いナイフを使うのはやめておきましょう。
一般的なナイフなら問題ないナイフが割りたい材の直径より短いと叩く部分が露出しないので注意しましょう。
フェザースティック


フェザースティックとは、木の棒をナイフで薄く削って繊維状の削り花(フェザー)を作り、焚き火の着火材にするブッシュクラフトの基本技術です。
薄く均一に削る精度が求められるため、フェザースティックは薄くシャープな刃で、スカンジグラインドのナイフが特に相性が良いです。
刃を木に当てて押し滑らせる「スカンジグリップ」でコントロールしやすいです。プーッコやモーラナイフがフェザースティック作りによく使われる定番です。
刃の薄いナイフほど薄く削れますが、バトニングと兼用したい場合はある程度の刃厚も必要です。フェザースティック専用と割り切って薄刃のナイフを使うか、両立できるバランス型を選ぶかは用途次第です。
料理
家で使う包丁は大きくてかさばり、持ち運びでは鞘が無くて刃がむき出し状態なのでおすすめできません。
なるべく刃を露出させずに持ち運べるものを選ぶようにしましょう。
食材を切る用途では切れ味と衛生面が重要です。ステンレス系鋼材のスリムなブレードが汎用性が高く、洗いやすいため清潔に保てます。
刃厚が薄い方が食材を切りやすく、刃の面積が大きいと猫の手がやりやすく料理がしやすくなります。
キャンプでは折り畳み式のナイフが活躍しますが、力のかかる作業との兼用は難しいため、用途に応じてナイフを使い分けるとよいでしょう。
フォールディングナイフで人気のオピネルは9,10,12番辺りを料理用に使ってる人も多く、10番か12番がオススメです。
オピネルは番号が大きくなるほどブレードが長いのですが、9番は短く感じることもあるので気をつけましょう。
またキャンプ向きに作られた包丁も売られているので検討してみましょう。
キャンプ向き包丁を探すブッシュクラフト
ブッシュクラフトではクラフト・料理・山菜採りなど万能に使われます。フルタング・フィクスドブレードで刃渡り9cm前後のものが扱いやすく、北欧伝統の「プーッコ」が代表的。モーラナイフもプーッコの一種で、安価で入門しやすいのでよく紹介されています。
折り畳み式や刃の薄い料理ナイフはブッシュクラフトには強度が不足するため避けましょう。
フィッシング
魚の〆・内臓処理・皮引きなど水辺での使用が多いため、ステンレス系鋼材で錆びにくいもの推奨。
皮引きには薄くしなやかなブレードが向いており、フィッシング専用ナイフも多く販売されています。コンパクトで携帯しやすいサイズが取り回しよく使えます。