キャンプ歴5年の必需品!Coleman 2500 ノーススターLPガスランタンのレビュー
- 作成日
- 編集日2024-07-05
キャンプサイトを明るく照らしてくれる我が家の必需品!Coleman 2500 ノーススターLPガスランタンを徹底レビュー!
概要
キャンプで夜の時間のメインギアともなる「ランタン」は、光の明るさや色味、使い勝手によって空間の雰囲気とキャンパーのモチベーションを大きく変えてくれます。
ギア沼の我が家では色々なランタンを購入して試した結果、今ではColeman 2500 ノーススターLPガスランタンがメインランタンとして大活躍しており、キャンプに欠かせないアイテムとなっています!
今回はその機能や使い方、魅力をお伝えします。
ランタンの種類
「どんなランタンを買えばいいのかわからない!」というキャンプ初心者の方も多いことでしょう。
まずはランタンには大きく分けて次の4つの種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合ったランタンを選びましょう。
今回ご紹介している「Coleman 2500 ノーススターLPガスランタン」は名前の通り「⑶ガスランタン」に分類されます。
⑴ガソリンランタン
燃料にホワイトガソリンを使用します。
外気や外圧の影響を受けにくく常に安定した明かりを灯します。
適切に使えば何十年も保ちますが、本体が高価な場合が多いです。
上級者向きのランタンで、事前準備やお手入れに時間を要します。
⑵オイルランタン
ランタン自体は高価ですが、使用するオイルは灯油やパラフィンオイルを使用するため燃料が比較的安く手に入ります。
ススで汚れてしまうことがあるので、定期的にメンテナンスをしないといけません。
ゆらゆらと揺れる優しい光で幻想的な雰囲気を作り出してくれます。
⑶ガスランタン
布のようなマントルと呼ばれるものの中に溜めたガスを燃やすことで明かりを灯します。
光がとても強いので、サイト全体が一気に明るくなります。
ガスやマントルが消耗するので、無くなるたびに購入する必要があります。
⑷LEDランタン
初心者にもオススメの電池式・充電式ランタンです。場所を選ばずに使用できるのがポイント。
ライト式で火気を使用しないので、テントへの燃えうつりや火傷の心配がありません。
持続時間は長いですが、明るさが弱く、また光の色が白っぽいという特徴があります。
Coleman 2500 ノーススターLPガスランタンの魅力
スペック
基本的なスペックはこちらです。
明るさ | 約320CP/200W相当(レギュラーガス使用時) 約1,543lm(ルーメン) |
---|---|
燃焼時間 | 約4~8時間(470g缶使用時) |
本体サイズ | 約φ14.5×26(h)cm |
重量 | 約1.3kg |
機能 | 点火装置 |
付属品 | ソフトケース |
使用グローブ | Model R000B043J ※LPガスは別売りです。 |
明るさ「320CP」とは「320キャンドルパワー」のことで、「キャンドルパワー」とは光源の強さをろうそくの明かりに換算した時の単位です。
ろうそく1本分の明かりを1キャンドルパワーと表すので、このランタンは320本分のろうそくと同じ驚異の明るさです!
とにかく明るい
「明るい!」と言ってもどのくらい明るいのかイマイチわからない…という方のために、比較的メジャーなランタンの明るさを画像で比較してみました。
左から順に、このようなラインナップです。
- Goal Zero LIGHTHOUSE micro LEDミニランタン
- 5050WORKSHOPミニマライト
- VASTLAND LED ランタン
- Coleman 2500 ノーススターLPガスランタン
- FEUERHAND 276ZINK ハリケーン ランタン
- Barebones レイルロードランタンLED
1.Goal Zero LIGHTHOUSE micro LEDミニランタン
明るさ:150ルーメン。商品リンク
2.5050WORKSHOPミニマライト
明るさ:200ルーメン(ランタンモード使用時)。商品リンク
3.VASTLAND LED ランタン
明るさ:1000ルーメン(強モード使用時)。商品リンク
4.Coleman 2500 ノーススターLPガスランタン
明るさ:1,543ルーメン
5.FEUERHAND 276ZINK ハリケーン ランタン
明るさ:7カンデラ。商品リンク
これは「キャンドルパワー」と同じく、1カンデラがろうそく1本分の明るさと言われています。
つまり計算上では、Coleman 2500 ノーススターLPガスランタンの2%分の明るさということになります。
6.Barebones レイルロードランタンLED
明るさ:200ルーメン。商品リンク
比較結果
画像でみても、数値で比べてみても「Coleman 2500 ノーススターLPガスランタン」がとても明るいことがお分りいただけたと思います。
遮られるものがなく、360度に全てライトが当たるのであたり一面が明るくなります。
一般的にテントの中やサイト全体を照らすには1000ルーメン以上が必要だと言われています。
ソロキャンプなどで明るすぎるライトが必要ない場合も、Coleman 2500 ノーススターLPガスランタンは調光できるので安心です。
程よく本格的
「LEDランタンでは物足りない」「もう少しムードを味わいたい」「ワンランク上のキャンプを楽しみたい」という方におすすめです。
我が家でも写真のように、このライトを使ってからキャンプスタイルが格上げしました。
あたたかみのあるライトが、キャンプの自然な空間の中に優しく溶け込みます。
本格的さを出しながらも、扱いやすいところもポイントです。
ベンチレーター・グローブ・グローブガイド・ベイルが一体構造になっているため、マントルの付け方や点火方法だけ習得すれば、難しい操作もいりません。
1つのつまみで点火・消火・光量調整ができるので初心者にも安心です。
使い方
専用のマントルには1袋に2枚のマントルが入っています。
マントルの上下にはワイヤーが付いており、これを使ってバーナへ固定します。
グローブを外します。
グローブを外したら、マントルの線が垂直になるように気をつけてバーナーの溝の部分へ繋げワイヤーで固定します。
「カラヤキ」を行います。
バーナーでマントルの下部から火をつけ、完全に灰になるまで燃やします。
ここからはマントルがとても壊れやすいので要注意です。
グローブを元に戻してガス缶を取り付け点火します。
使い方動画
片付け方
付属のソフトケースはこちらです。
ランタン本体がすっぽり入る大きさです。
内側にはマントルをしまえるポケットが付いています。
全体をクッションで覆ってくれるデザインなので、衝撃を受ける心配が少ないです。
気をつけること
火傷注意
点灯中や、消灯後もしばらくはランタンがとても熱くなります。
もしも誤って触ってしまったら火傷をしてしまったり、驚いた弾みでランタンを下に落としてしまう危険性があります。
特に小さい子どもがいる場合は注意が必要です。
寒い季節は使いにくい
氷点下に近いような寒い冬のキャンプでは、寒冷地用のガス缶を使わないと光の量が少なくなってしまいます。
特に寒い時期には、少し費用が高くなりますが寒冷地用のガス缶を買って使用するか、LEDやオイル・ガソリンランタンを使用するのがオススメです。
付属品が必要
ランタンを使う際には、ガス缶とマントルを購入する必要があります。
キャンプ途中に切れてしまうとライトが付けられなくなるので、予備を持ってキャンプへ行くことをオススメします。