
バックパックキャンプのギア選びのコツ
- 作成日
- 編集日2026-07-30
バックパックキャンプ特有のギア選びのコツ。収納サイズ・重量・スタイルの使い分けの3点を解説。

概要
バックパックキャンプのギア選びは、オートキャンプと違い「コンパートメントに入るか」と「重さ」の2つが常に意識するポイントになります。
この記事ではバックパックキャンプ特有のギア選びのコツを収納面・重量・スタイルの使い分けの3点に絞って解説します。
収納面
バックパックキャンプの肝となる部分で、バックパックに入るか否かと入り切るかの2点で考えましょう。
コンパートメント
バックパックキャンプ未経験の時に盲点なのが、サイドバッグやコンパートメント(仕切られている荷室)のサイズです。
入ると思っていたら長さが足りない厚みが足りないなど。特に同種のギアをまとめたい時に引っかかりやすいです。



とは言え「だから持っていけない」レベルの物は少ないですが、バックパックの利点である収納がそのままジャンル別の区分けになるが活かせない事態にはなりやすいです。
初めてギアを揃える時はバックパックを先に購入して、家にあるものでサイズ感を測ってみるといいでしょう。
ギアサイズ
ギア全般的に言えることではありますが、サイズに気をつけて選ぶといいギアは以下になります。
| 物によって差が大きい | シュラフ・チェア・テーブル・ランタン・テント(ポールなど含む)など。 |
|---|---|
| 組み合わせ次第 | マット類で、「岩場用の保護用マットとエアーマット」or「クローズドセルマット」やグランドシートの有無など。 |
| 必要最低限がいい | 調理器具・食器類・調味料など。 |
あくまでも「ソロキャンプ用」や「一般的なサイズ」的な立ち位置だけど差が出るものを羅列しています。







寝具類はキャンプスタイルや冬キャンプか否かにも左右されます。私の場合はグランドシート・保護用マット・エアマット・シュラフ・ピロー。とたまにインナーシュラフを持っていくのですが、1つ1つは小さいのに集めるとなかなかの厚みになるので、いつも難儀しています。
立体的に考える
ギアを購入する時に写真から大きさを判断したりサイズを見るとは思いますが盲点なのが形になります。
よくあるのは「フライパンなどの調理器具類の持ち手が邪魔」など。
だから入らないということは滅多に無いですが、想定した収納やスタッキングができない事があるので頭の片隅に置いておきましょう。
小袋の活用
小物類は乱雑に収納してもいいですが、小袋などを活用すると楽になります。
特にコンパートメント(仕切られている荷室)が無い登山やハイキング向けのバックパックでは真価を発揮してくれます。



よくある巾着袋・メッシュケース・アルミ缶だけでなく、ペグケースや工具ケースも頑丈で使い勝手がいいです。
濡れたら壊れる電気系用に防水の物やメディカルポーチもオススメ。
私がよくまとめるものとしては、カトラリーや調味料などのテーブル周りで使用するものと、コップ類、ペグやパラコードなどの設営時用、ファーストエイドキット、刃物類、電気類など。







特に重宝しているのは以下になります。
そもそも持って行かない
小さくすることを考えていると抜けがちになるのが「そもそも無くても大丈夫」という観点。
キャンプ道具は意外と無いと致命的と言えるものは少ないので、無くしてみると「意外といけた」ということも多いです。
もちろん「絶対持っていかない」ではなく、その日のスタイルや環境に合わせて取捨選択するのがオススメです。
注意点
ネットで購入する場合は商品写真の切り抜き方によって同じサイズに見えるので、必ず比較対象と一緒に写っている写真から判断しましょう。



ギアの重量
初めてのバックパックで忘れがちなのが重さです。
私も初めて揃えた時は持ち上げられないくらい重かったです。
私自身ギアの総重量を測っていないので明言はできませんが、バックパックキャンプでの総重量の目安としては10kgくらいだと思います。(バックパックの重さ抜きで)。
体感15kgくらいでも問題ないですが、10kg超えた辺りからしんどくて「軽いギアに買い替えよう」と思い始めるラインな気がしています。
もちろん体格にもよるので上腕二頭筋と相談してみましょう。
注意点としてはバックパックは背負っている時より持ち上げる時のほうが重く感じるので「俺はオートキャンプだから大丈夫!」と思っている方は積み降ろしで大変な目に会います。
また耐荷重以内だとしても持ち上げる時に手で持っている箇所に重量が集中するのでバックパックの破損につながりやすいです。


可能な範囲の軽量化でOK
いいバックパックであれば背負うと重さを感じなかったり、オートキャンプではそもそも背負わないという方も多いと思うので、登山しないのに登山レベルなどの必要以上の軽さは求めなくても大丈夫です。
ペグは軽くしよう
バックパックキャンプでコレだけは軽くしとけと言えるのはペグになります。
1つ1つは気にならない重さですが、テントやタープの必要数を揃えると相当な重さになるのと、ペグハンマーなども持つとなると1番の重量にもなり得ます。
またチタンペグであれば軽くしたから性能が落ちるということもないので、なるべく軽いチタンで長さも適正~気持ち短いペグにして欲張らないでおきましょう。
簡単な比較ですが、鋳造ペグ28cm 185gとチタンペグ24cmや30cmであれば、8本で約1Kg軽くなります。




「1Kgぐらい別に」って方も、他のギアで1Kg減らそうと思うと欲しい形やジャンルで軽量化できるギアが無いということもあるので、見た目・性能が大差ないペグで軽さを稼ぐのがオススメです。
でも待って!重いギアも大事だよ
軽さも大事ですが、キャンプギアを軽さばかりで選んでいると「使い方と耐久度が合わない」や「好きなギアが無くてキャンプが楽しくない」という事態にも陥りやすいです。
なので自分の好きなギアを取り入れるのもバックパックキャンプのスキルの1つです。
またベースのギア選びは「重くないギア」ではなく「軽いギア」を集めておくと自由度が増します。
最優先にしてしまうと選びにくくなってしまいますが、確実に買い替えは少なくなります。
複数スタイルを使い分ける
バックパックキャンプでは持てるギアに制限があるので、1つの道具に囚われすぎずに「今日は良いテントで焚き火台は小さく軽いもの」や「料理道具は多くテントは小さく」など複数のスタイルを持っているとより楽しめます。
よくあるパターンとしては、「大きい・重いギアに合わせて」や「物が多くなる装備に合わせて」など。
スタイルに合わせて変えるギア
私がよく使い分けるものとしては以下のギアになります。気分で変えるものもあれば立地で変えるものもあります。
| テント | ポールの有無やテントサイズ |
|---|---|
| ペグ | テントに合わせて本数を変更するが物は一緒 |
| 焚き火台 | サイズや重さに合わせて他を軽くしたり無くしたり |
| 焚き火道具 | ノコギリ・斧の有無 |
| 調理道具 | 五徳・鉄板の有無やクッカーのサイズ |
| 調味料 | 量も種類も必要な分だけ |
| 食器 | ソログループなら貰い飯用の食器が追加される |
| ケトル | スタッキング内容で可変 |
| クーラーボックス | 夏冬や冷蔵が必要な食べ物の量で可変 |
| チェア | 地べたスタイルとチェアの使い分け |
| ランタン | ガソリンランタン・LED・ヘッドライトの使い分け |
| 暖房 | 小型ストーブの有無 |
| クラフト | 斧やクラフト用の刃物の有無 |
| 飲み物 | 近くに売店があるかで可変 |
暖房に関してはお酒の力でぐっすりパターンや夜をのんびり堪能したい時などで変えています。ですが冬キャンプの暖房無しは危険なので慣れるまでは持っていくようにしましょう。
変えないギア
あくまで私が変えていないものになります。本当は変えたいけど金銭的に揃えられていないパターンもちらほら。
| 寝具類 | マット・シュラフ等。夏冬兼用。別スタイルも模索中 |
|---|---|
| 火起こし道具 | 固定 |
| カトラリー・包丁 | 固定 |
| テーブル・まな板 | 固定 |
| 薪バサミ | 固定 |
| コップ | コーヒー用とお酒用(ソフトドリンクは缶かペットボトル) |
| ナイフ | 変えてるがスタイル合わせてと言うより使いたいナイフを持っていく感じ |
テーブルに関しては人によっては変わる人もいるかも?