女性ならではのキャンプでの注意点

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実際に起こった経験をもとに、女性ならではのキャンプでの失敗談やお悩みと、その解決策についてまとめました!女性キャンパーもこの記事を読めば安心ですよ。

概要

実際に起こった経験をもとに、女性ならではのキャンプでの失敗談やお悩みと、その解決策についてまとめました!
女性キャンパーもこの記事を読めば安心ですよ。

オールシーズン共通の注意点

日焼け

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日焼けは女性の天敵です。キャンプはほとんど屋外で過ごすため、万全の日焼け対策が重要になります。

【解決策はコレ!】

日よけに遮光性の高いタープを使用し、アームカバー・帽子の着用を徹底しましょう。
もちろん日焼け止めは必須です!塗り忘れやすいのは、朝起きてすぐ。日焼け止めを塗らずにテントから出ると大変なことになってしまうので注意しましょう。

長い髪の毛

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海辺のキャンプ場で風の強い日にコンロで料理をしていた時のこと。あまりに風が強くてコンロの火が長い髪の毛に燃え移り危うく大事故に!急いで消したので一部が焦げただけで済みましたが、大事な髪の毛が焼けてしまったショックと、しばらく匂いが取れずにへこみました…。

【解決策はコレ!】

風の強い日の料理は要注意!調理中は髪を束ね、火加減は弱めにしてくださいね!

面倒なメイク落とし

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メイク落とし用品(オイル・コットン・洗顔など)はかさばる上に、キャンプ場の限られた設備でメイク落としを行うのがとても面倒。メイク落とし用品を忘れることもしばしば。

【解決策はコレ!】

メイク落としシートを使用する!キャンプ道具と一緒に保管しておくと忘れないし、メイクを落とすのも簡単です。
キャンプは他人と接する機会もほとんど無いので、そもそもメイクしないというのもアリですね。

ドライヤーを忘れる

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キャンプ場に備え付けのシャワーを利用したのですが、ドライヤーがなくて髪が乾かせられず…。特に髪の長い人は困ります。

【解決策はコレ!】

キャンプ場にもよりますが、ドライヤーは置いていないところが多いです。(シャンプー・リンスも同じです。)
コンセントの有無も合わせて、予約する前にキャンプ場に確認しましょう。なければ持参するか、近くの温泉施設などを利用するのも手です。キャンプの楽しみが増えますよ♪
温泉施設は利用時間が早く終るところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

セキュリティ・防犯対策(特にソロキャンプ)

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最近は女性のソロキャンパーも増えています。犯罪や事件に巻き込まれるケースもありますので、十分な防犯対策が必要です。ソロではなくても、夜間のトイレが怖く感じる女性も多いのではないでしょうか?

【解決策はコレ!】

24時間管理人が常駐している高規格キャンプ場を選びましょう。高規格キャンプ場は設備が整っていて女性やファミリー層に人気なため人目も多く、安全なキャンプ場と言えます。河原や無料のキャンプ場などはトラブルに巻き込まれやすいので避けたほうがベター。

他にも以下の対策が効果的です。

  • 自分のテント近くやタープ内などに勝手に入ってこられないように、区画サイトを選ぶ。
  • スマホの電波が入るキャンプ場を利用する。何かあった時に連絡が取れると安心
  • テントの入り口のチャック部分に南京錠を付ける。
  • 防犯ブザーを常に持ち歩く。
  • 野生の動物も危険なので、食料品はテント内に保管する。
  • ソロキャンプの場合は、テントを張る方向にも注意。生活空間がなるべく人目につかないように、ソロだと周りからわからないようにする。
  • リアルタイムでSNSにアップする際は、場所を特定されないように気をつける。

テント選び

テントの種類やサイズによっては、女性には設営が大変なものもあります。私が初めて購入したツールームテントは設営にとても時間がかかり、テントの設営だけで疲れてしまっていました。

【解決策はコレ!】

設営が簡単なテントを選びましょう。
私が女性にオススメするのはワンポールテントです!設営がとっても簡単で見た目も可愛いくて気分が上がりますよ!
実際に使っている写真はこちら。

ワンポールテントM(DOD)
ワンポールテントM(DOD)

以前のテントの設営時間は1時間以上かかっていましたが、ワンポールテントに変えて10分で設営完了!無駄に時間と体力を消耗することがなくなり、キャンプが快適になりました。撤収も簡単で、持ち運びもコンパクトで楽ですよ。
最初からワンポールテントにしておけば良かった…!
もしテントを何買おうか迷われている方はワンポールテントを選択肢に入れてみては?

ペグ選び

ソリッドステーク(snow peak)
ソリッドステーク(snow peak)

地面が硬いと、ペグによってはなかなか地面に刺さらず設営が大変。最悪の場合、ペグが曲がることもあります。(私は何本も曲げてダメにしちゃいました)テントに付属しているアルミやプラスチックペグは、硬い地面では使用しない方が良いです。

【解決策はコレ!】

ペグに強度があれば、あまり力がなくても地面にしっかり刺さってくれます。そのため、強度の高い「鍛造ペグ」を選ぶと良いでしょう。重量もある分、女性の力でもスムーズに刺さります。

逆に砂地や湿っている柔らかい地面には、アルミ・スチール・プラスチック製の表面積が広い形の方が抜けにくいので向いています。
基本は鍛造ペグでOK。場所に応じて使い分けましょう。

また、ペグハンマーも準備しましょう。私は最初、ゴム製のハンマーでペグを打ち、ハンマーが壊れました…。

夏キャンプでの注意点

虫対策

ヤブ蚊バリア(フマキラー)
ヤブ蚊バリア(フマキラー)

キャンプに虫はつきもの。虫は嫌いだけどキャンプはしたい。そんな女性も多いはず。

【解決策はコレ!】

夏でも長袖、長ズボンやレギンスなどを着用して肌を露出しないようにしましょう。

また、虫よけスプレーは強力な味方なので絶対使用してくださいね。肌や衣服に使うものと地面に噴射するタイプのものを両用すると強い効果を発揮してくれますよ。
テント内にも、屋内で使う空間用虫よけスプレーを使うと良いです。
私が使用している虫よけスプレーは「医薬品 サラテクト リッチリッチ30 200mL」です。虫よけ成分であるディートが、最大濃度30%配合されている最強の虫よけスプレーなので、虫に刺されることがなくなりました。ただし、強力すぎて12歳未満のお子様には使用できませんのでご注意くださいね。
テント周辺には地面噴射タイプの「ヤブ蚊バリア 480ml」、テント内には「蚊がいなくなるスプレー(12時間用)」を使用しているので、虫対策はバッチリです。

虫がいない冬キャンプもおすすめですよ。

熱中症対策

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真夏の炎天下、海辺にあるキャンプ場は暑さが凄まじく、テント設営中に熱中症で倒れかけました。
女性は男性と比べて、熱中症のリスクが高いのだそう。水分をためる役目がある筋肉が少ないのが原因で、脱水になりやすいため要注意!

【解決策はコレ!】

  • 水分・塩分をこまめに摂る。熱中症対策の初歩だができていない人が多い。(特に塩分!)
  • 通気性が良く、速乾性がある服装。
  • ネッククーラーやハンディファン(携帯扇風機)などの利用。
  • 木陰がないサイトではタープなどで日陰を作る。
  • 真夏はキャンプ場選びも重要。標高が高く夏でも涼しい山キャンプがおすすめ。

1番の塩分は塩レモンキャンディなどの飴を常備しておくと便利。

冬キャンプでの注意点

寒さ対策

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初めての冬キャンプ。せっかくキャンプ場に来たのに、寒すぎてテントにこもってしまいました。
冬でも屋外で活動できるようにしっかり装備していくことは重要です。
おしゃれよりも機能性を重視しましょう。

【解決策はコレ!】

大げさなくらい暖かい服装を!真冬のキャンプ場はとにかく冷えます。
ワークマンやユニクロなど、簡単に装備を揃えることが可能です。
私のオススメは電熱ベスト。電熱ヒーターが搭載されたベストで、モバイルバッテリーでヒーターを温めることで体が温まる優れもの!体中にカイロを貼っているみたいで最高に温かいです。

さらにキャンプ中は椅子に座っていることが多いですが、ひざ掛け毛布はもちろん椅子にも毛布を敷くと、下からの冷気が断たれるのでかなり違います。ぜひお試しあれ。

また冬だけでなく、春や秋でも夜はかなり冷え込みます。厚手の上着を準備しておくと安心ですよ。

食器や鍋などの洗い物

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特に冬場はお湯が出ないキャンプ場の方が多いので、冷たい水で洗い物をするのは大変ですよね。油も落ちにくく、手がかじかんでしまいます。

【解決策はコレ!】

洗い物を減らすとかなり楽になります。皿や箸は使い捨てのものを利用し、鍋は使い捨てアルミ鍋で代用。
どうしても使い捨てで代用できないものは、キッチンペーパーやウェットテッシュなどで軽く拭き、家に持ち帰ってから洗うと良いでしょう。

さらに、食材は家でカットして持っていくと、凍えながら冷たい水に触れる機会がぐっと減りますよ。

冬の寝床

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女性で冷え性の方は多いですよね?
秋から冬、春にかけては夜の冷え込みが凄まじく、厚着をしてシュラフ(寝袋)に入るだけでは足が凍るように冷たくなり、眠れない。そうなると寒くて辛いキャンプになってしまいます。

【解決策はコレ!】

まずはコットを使用しましょう。コットとはキャンプ用の簡易ベッドのことで高さがあるため、地面からの底冷えを直接受けることがなく、寒さをかなり軽減できます。コットの上には銀マットを敷くとより冷気を防げますよ。その上にシュラフという順番がおすすめです。

テント内はセラミックファンヒーターで暖め、電気毛布をシュラフの中に入れ込むと最強!さらに冷え性がひどい人は、電気あんかを足元に入れるとパーフェクト!暑くて汗ばむくらいになります。(温度調節注意)これで真冬のキャンプでも安心して眠れるようになるでしょう。

そもそも、電源サイトやポータブル電源の使用は必須!(※最大消費電力を必ず確認しましょう)セラミックファンヒーターは家にあるものを使えば良いですし、何より安全です。一酸化炭素中毒の心配がないので換気の必要がなく、倒れても危険はありません。冬キャンプでも快適に過ごせますよ。初心者や子ども連れのキャンプに特におすすめです!
※最大消費電力(W)はキャンプ場によって異なります。各キャンプ場に確認しましょう。
セラミックファンヒーターは消費電力が大きいため、上限を超えないように注意!電気毛布は少ない消費電力で使用可能なのが魅力です。
また、電源サイトを使用する際は、屋外用の延長コードの準備も忘れずに!

女性に安全・安心なキャンプを

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女性にありがちな悩みをリアルな体験談とともにご紹介しました。
自分に当てはまるものもあったのではないでしょうか?

解決策はすべて実践して解決できたものなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
今やキャンプは女性にも大変人気があります。

しかし、キャンプ場の設備はまだまだ女性にとって優しくないところが大半です。
様々な工夫を凝らして快適なキャンプライフを送りましょう。

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筆者 : shiyu

DODをこよなく愛するキャンプ女子。おしゃれキャンプを目指しています!自然が大好きで、キャンプでの非日常体験に癒やしをもらっています。

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