
ナイフの刃の形状(ブレードシェイプ)
- 作成日
- 編集日2026-05-18
ドロップポイント・クリップポイント・タントー・シープフット・ウォーンクリフなど7種のブレード形状の特徴と向いている用途を解説。

ドロップポイント


コントロールしやすい安定した先端角度を持ちます。
先端の肉厚があるため強度が高く、日常のアウトドア全般に向いた万能タイプ。ハンティングナイフやブッシュクラフトナイフに広く採用されています。
「とりあえず迷ったらドロップポイント」と言われるほど汎用性が高く、初めての一本にも選びやすい形状です。
クリップポイント


刺す・突く動作が得意で、先端の精度が求められる細かい作業にも対応します。ボウイナイフの代表的な形状でもあり、ハンティングや伝統的なアウトドアナイフに多く採用されています。
ドロップポイントより先端が鋭い分、先端強度はやや劣ります。刺突性能を優先したい場合の選択肢です。
スピアポイント


ダガー(両刃)に多く見られ、刺突性能に特化しています。構造上、両側のエッジを研ぎやすいため両刃仕様のナイフに採用されることが多いです。
アウトドア用途よりもダイビングナイフやコレクション向けのカテゴリに多い形状です。
タントー


先端部分の肉厚が厚く、「ナイフの史上最も強い貫通力を持つ」と言われるほど強力な突き刺し強度を持つのが最大の特徴です。
引いて切るスライス系の作業やベリーを使った皮剥ぎなどは得意とは言えず、強度重視や見た目重視で選バレることが多いです。
シープフット


刃先に鋭い突起がなく安全性が高いのが特徴で、甲板作業やロープカット、救助用途など誤って人を刺してしまうリスクを避けたい場面に向いています。
名前の通り元々は羊の足(蹄)のトリミングに使われており、怪我をさせないためにこの形状になっている。
トレイリングポイント


ブレードの「ベリー(お腹)」と呼ばれる湾曲部分が広くなるため、引いて切るスライス動作に優れ、獲物の皮剥ぎや魚の処理に向いています。スキニング(皮剥ぎ)ナイフに多く採用される形状です。
刃先が上に反っているため、まな板のような平らな面での作業はしにくい反面、曲面に沿ってナイフを滑らせる動作との相性が抜群です。
ウォーンクリフ


押して削る・前後に動かす精密な切削作業に適しており、クラフト作業で高い精度を発揮します。
引いてスライスする動作は苦手ですが、細工仕事や削り作業を重視する場合の選択肢として評価されています。
小型のナイフやフォールディングナイフに多い。