ブッシュクラフトで人気のメーカー
- 作成日
- 編集日2024-07-05
ブッシュクラフターがよく使っている道具や、お店でよく見かけるメーカーを紹介
概要
これから紹介するメーカーは、ブッシュクラフトギアを扱っているお店やSNS等でよく見かけることが多いメーカーになります。
また基本は日本よりも海外基準でまとめました。
色々とまとめましたが、メーカーに囚われず自由な道具で楽しみましょう。
ブッシュクラフトはライフスタイルなので、変に "ブッシュクラフトの道具" や "北欧の伝統" という風にブッシュクラフトらしさに縛られなくても大丈夫です。
引用元:ブッシュクラフトとは
北欧には北欧の生活、そして日本では日本の生活をするのがブッシュクラフトと言えるでしょう。
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ウェア関係のメーカー一覧
Fjallraven
言わずもがなの国内外問わずのブッシュクラフター御用達ウェア。
特にブッシュクラフトの本場北欧ではベーシックなメーカーなのでハット、シャツ、パンツ、バックパックと全身Fjallravenの人も多い。本当に多い。
日本でもこれを着てキャンプしているだけで「あの人ブッシュクラフト好きなんだ」と思われるメーカー。
どれもこれも値段が高いですが、値段に見合った高クオリティなので個人的に「登山のNORTH FACE、ブッシュクラフトのFjallraven」と思っています。
筆者所持:Kajka75
アタッチメント無しで75Lという大容量のバックパックです。
他にもウェアをチラホラ持っています。
HELIKON-TEX
ウェアだけでなく小物も扱ってますが、基本的にウェアしか使ってる人を見かけないのでウェアのメーカーに載せました。
創業1983年で元々は軍用装備を作っていたポーランドのメーカーで、現在はミリタリー色が強いアウトドア用品を生産しています。
ブッシュクラフトラインがあるくらいで、ブッシュクラフトでの使用に合った機能をクオリティで備えている商品が多いです。
筆者所持:ピルグリムスタイル
フェールラーベンに引けを取らない高クオリティのパンツで、費用対効果も高いです。
特に膝パッドのおかげで作業のしやすくて助かってます。
Savotta
フィンランドの国防軍とも取引のあるミリタリー系のバッグパックや小物を取り扱うメーカー。
特にパックパックはFjallravenと2強と言ってもいいレベルです。
刃物関係のメーカー一覧
Morakniv
キャンプでも人気のモーラナイフ。
海外のブッシュクラフト境界でも費用対効果や使い勝手などを評価されて、ブッシュクラフト向きのナイフランキングで1位になったりしている。
初心者向けのスターターキットとしては最高の一品だが、ナイフを嗜好品としても見る人にとってはベーシックすぎるメーカー。
Bushn' Blade
フィンランドでネイチャーガイドもしている大泉さんのカスタムナイフメーカー。
プーッコの賞も取っていおり、クオリティも折り紙付き。
大泉さんはブッシュクラフトのスキルを紹介するYouTubeもされていて日本人の全ブッシュクラフターの父とも呼べる人。
Marttiini
ブッシュクラフターがよく使っていると言うよりも、プーッコを探しているとよく見るメーカー。
1928年創業のメーカーで北欧フィンランドを代表すると言っても過言ではないナイフメーカーです。
Gransfors Bruk
日本でも大人気の北欧スウェーデンの斧メーカー。
片手斧の種類が豊富なので、斧のタイプによってはGransfors Bruk一択になることもあります。
ワイルドライフやミニハチェットは日本のブッシュクラフター御用達。
Silky
世界中で愛される日本のノコギリメーカーで、ブッシュクラフトでも定番となっています。
バックソーをクラフトした人でも市販のノコギリはシルキーを使ってることが多いです。
むしろノコギリはシルキー以外見かけないくらい定番です。
筆者所持:シルキーカタナボーイ500
刃渡り50cm全長1.1mの巨大ノコギリで、薪に使うような枝の切り分けには向きませんが倒木の撃退力は抜群です。
クラフトの幅が広がります。
居住区関係のメーカー一覧
DD Hammocks
ブッシュクラフトで居住区と言えばのメーカーで、特にタープは1強と言ってもいいほど。
ハンモックもオプションが豊富なので季節問わず使いやすいです。
どのタープを買ったらいいかわからない時はDD Hammocksがオススメ。
THERMAREST
セルフインフレーターマットを開発したメーカーでもあるマットやシュラフの定番メーカー。正確にはTherm-a-Restという名称。
特にマットは世界中のアウトドア界の定番。MSRやPlatypusとは兄弟会社。
焚き火・料理関係のメーカー一覧
Bushcraft Essentials
焚き火周りの道具を取り扱っているメーカー。
箱型のウッドストーブのブッシュボックスはブッシュクラフターなら1つは持ってる装備。
組み立ても片付けも楽で帰宅前のコーヒーにピッタリ。
Solo Stove
二次燃焼で高火力のウッドストーブが有名なメーカー。
元祖ウッドストーブと言ってもいいくらいの有名メーカー。
焚き火周りで使える道具を取り揃えている。
Eagle Products
クッカーなどの調理系に強いメーカーで、中でもケトルはブッシュクラフターならではのアイテム。
一昔前はみんなEagle Productsのケトルを使ってたけど、年々見かけなくなってきている。
GSI Outdoors
アメリカのキャンプアクセサリー製品メーカー。
どちらかと言うとスタッキング性能などがいいので登山家に人気な雰囲気。
ブッシュクラフトでも"わざわざ取り上げるほどじゃない装備"でよく使われているるメーカー。
筆者所持:Halulite Ketalist
中に付属のお椀をスタッキング出来るのでケトル。
浄水した水を大量に煮沸消毒して保管して置けるので重宝してます。
Trangia
日本でもメスティンで大人気のメーカー。
海外ではコールマン的なポピュラーなアウトドアギアメーカーで、アルコールバーナーでは1強の地位。
0.6Lの小さいケトルもミニマル思考のブッシュクラフトで定番アイテム。
Pathfinder
世界中で人気のブッシュクラフトの教本Bushcraft 101の著者であり、ディスカバリーチャンネルにも出演しているサバイバルの専門家デイブ・カンタベリーが創設したブッシュクラフト専門のメーカー。
元軍人なので商品にもミリタリー色がちらほらしている。
道(path)を見つける人(finder)という意味。
その他
Sawyer
携帯浄水器の金字塔。
Sawyerよりも性能の高い携帯浄水器は多いですが、携帯性や利便性からブッシュクラフターに愛用されています。
筆者所持:ソーヤーミニ
言わずもがなの商品です。隣の芝が青く見えることはありますが使ってて不満に思うことはありません。
道具全般取り扱っているメーカー一覧
Petromax
ドイツのランタンメーカーとして始まり、今では幅広い商品を扱うメーカー。
色々な商品があり「コレ」と言う装備はありませんが、料理関連の商品はブッシュクラフトでもチラホラ見かけます。
筆者所持:キャンピングストーブ Loki
ブッシュクラフトで使うことはありませんが質実剛健で必要最低限な薪ストーブです。
「漢」と書いてオトコと読める装備です。
MSR
名前(マウンテン セーフティー リサーチ)の通り、登山やクライミング用品のメーカー。
昨今のキャンプでも人気の燃料分離式のシングルバーナーを開発し、テントは救助活動でも採用される高クオリティで安心のメーカー。
登山系で色が真っ赤なので敬遠される商品も多いですが、信頼のクオリティからブッシュクラフトでも採用率が高いです。
Primus
火元やクックギアを多く取り扱うメーカー。
シングルバーナーやOD缶は日本でも有名。
ブッシュクラフトではテーブルウェアが使われているイメージ。
ROTHCO
ミリタリーのレプリカやモチーフ物を作っているメーカー。
ミリタリー好きなら誰もが通る道と言ってもいいくらいのメーカー。
日本のブッシュクラフトではブランケットとランドリーバッグの人気がピカイチ。
Bush Craft Inc.
日本のブッシュクラフトメーカーと言えばでお馴染み。
ほぐした麻やチャークロス自作キットなど100均で揃えて自作できる物も商品化しているのでブッシュクラフト入門にオススメ。
個人的には初心者向けすぎる商品が多くコアな人には向かないと思っている。
ミリタリー品
ブッシュクラフトの自然・最低限といった部分が、ミリタリーの質実剛健・耐久性抜群と相性が良く、どこの国でもミリタリー好き関係なく皆に取り入れられています。
テント、クッカー、キャンティーン、マット、バックパック、衣類など余すこと無くブッシュクラフトに最適です。