
バタフライノット
- 作成日
ロープの途中に強固な固定輪を作れる結び方で、荷重がかかっても形が崩れにくいのが特徴。

別名
- Butterfly knot
- アルパインバタフライ
- 中間者結び
説明
バタフライノットとは、ロープの途中に全方向から荷重をかけられる強度の高いしっかりとした固定ループ(輪っか)を作れる結び方。
用途
- ロープの途中に“輪”を作り、好きな場所に荷物を吊るしたり、衣類を掛けたりするのに便利。間隔を空けて連続して結び目を作ることが可能。
- 高い強度を持ちながら、荷重をかけた後でも比較的ほどきやすいという特徴から、パーティーで登山する際に、登山者と登山者をつなぐ中間者用の結びとしても使われる。
- ロープの一部が傷んでしまった際、傷んだ部分をループ内に入れ込み、ダメージのある区間を避けてロープを使用することも可能。
結び方

ロープの結びたい位置を手首側から指先に向かい、2回手のひらに巻きつけて、ロープが3本並んだ状態にします。

並んだ3本のうち「真ん中」のロープを、左側(手首側)のロープの下を通して引き出します。
長めに引き出すと大き目の輪が出来上がります。

引き出したロープを“左側から右側へ”引っ張り、残り2本のロープの上に置きます。

一番右に来たロープを残り2本のロープの下にくぐらせて通し、そのまま左端までもっていきます。

巻きつけたロープから手を抜きます。

両端(元のロープの左右)を引いて輪を締め、形を整えたら完成です。

※ほどく際は結び目のここを持つと簡単にほどけます。
コツ・ポイント
● 最初はゆるめに結んでから、輪のサイズや位置を調整すると安心です。
● 使用前に軽く荷重をかけてみて、滑ったり変形しないかチェックしましょう。
注意点
● 結び方を誤ると「偽バタフライ(false butterfly)」と呼ばれる、強度が落ちる似た形状の結び目になってしまう可能性があるので注意しましょう。
● ロープの材質(滑りやすい/細い)や荷重の方向・量によっては、向いていない場合があります。
● 完成後にあまり重たいものをかけてしまうと、支柱などに負担がかかり倒れる可能性があるので、支柱やポールも慎重に検討しましょう。