[Decathlon QUECHUA] Arpenaz3 レビュー
- 作成日
- 編集日2024-07-05
デカトロンというスポーツ用品会社の独自メーカーのケシュアのテント「arpenaz3」のレビューページ。
概要
QUECHUA (ケシュア) キャンプ テント Arpenaz Fresh&Black - 3人用テント、簡単にすばやく設営: 自立型ドーム構造。涼しく暗い空間での快眠を実現する“Fresh&Black”シリーズ。
引用元:https://www.decathlon.co.jp/
すでに絶版になってしまったケシュアのArpenaz3というテント。
今は簡易的な前室が追加されたMH100というテントにモデルチェンジしている様子。白いモデルはちょっとお高い。
アマゾンでは売ってないことも多いのでケシュアのページをチェックしてみてください。
このArpenaz3の特徴としては、遮光・遮熱が優れていてベンチレーション等の装備も充実しつつ安価なところ。
”良い物”というよりも”お得な物”って感じで、ドーム型テントとしては十分なクオリティーと装備。
購入して所持はしているものの1回しか使用していないので未知数な部分も多めだけどオススメできる品。
設営はよくあるドームテントと同じ定番パターン。
スペック
就寝スペース | 190 × 200 × 121cm |
---|---|
キャリングカバー | 57 × 16 × 16cm/14.6L |
質量 | 3.2kg |
遮熱 | ベンチレーション、モスキートネット付ドア、“FRESH&BLACK”素材の快眠設計 |
遮光 | “Fresh&Black”(特許取得済)の表生地。真昼でも99%の暗さを実現 |
耐久性 | 最大風速40km/h(風力5): 風洞内の回転盤に設置して検証済み |
ウォータープルーフ | 1時間当たり200mm/m²(熱帯の雨に相当)の水量テストおよびフィールドでのテストを実施 |
値段 | 7,490円 |
“FRESH&BLACK”については下記「FRESH&BLACKとは」の項目を見てください。
Coleman ツーリングドーム LX スペック
似ているテントとしてColemanのツーリングドームLX(2~3人用)との比較
ツーリングドームLX | Arpenaz3 | |
就寝スペース | 180 × 210 × 110cm | 190 × 200 × 121cm |
キャリングカバー | 49 × 21 × 21cm | 57 × 16 × 16cm/14.6L |
質量 | 5.2kg | 3.2kg |
値段 | 19,800円 | 7,490円 |
Arpenaz3との大きな違いは前室(簡易タープ)があることくらい。
大きさは似たりよったりだけど値段はArpenaz3よりもお高め。
遮光・遮熱については使用したことがないので未知数。
FRESH&BLACKとは
FRESH&BLACKをかんたんに説明するとケシュア独自の生地のことで、遮光と遮熱が優れてるよーって感じ。
特許云々言ってるけど“FRESH&BLACK”について語らってるページ等もないので詳しくは謎。
って説明すると心配になるけど遮光と遮熱については信頼性抜群。特に遮光に関しては最高水準レベルのクオリティー。締め切ってしまうと昼間でもランタン必須。
使い込んでいないので遮熱に関しては評価しにくいけど、ストーブが必要な寒さの中で安物のエアーマット・シュラフでぐっすり眠れたくらいには遮断してる感じ。夏はどうなんだろうか??
ちなみにケシュアのテントやタープはだいたいこのFRESH&BLACKで作られてる。
大きさ
このサイズが絶妙で好き。コンパクトとは言い難いけど2~3人用でもっと小さいのを探すとなかなか無い感じ。
かと言って狭くもないし、入った時の狭さも感じない。(遮光がすごいからそういう意味では狭く感じるかも?)
ソロキャンプでは極ゆったり気分で使えて、2人ではゆったり、3人だと荷物が厳しいけど寝る分には大丈夫かな?といった感じ。
3人の時は寝相悪い人がいたら悲惨になりそうだけど、そもそも前室等が無い”寝るための”テントだから3人でピッタリくらいの大きさが丁度いいのかも。
前後に出入り口があるから2人の時も出入り楽だし、天井のランタン掛けに下げたランタンも操作しやすい高さ。
メリット
メリットは今まで書いてきた通り、「この値段でこの装備・品質」ってところ。
ベンチレーター・ポケット・ランタン掛け・両開き・遮光・遮熱・防水がしっかりしてるテントを信頼のあるメーカー物でこの値段で買えるのは嬉しい限り。
ただ勘違いしないでほしいのは”2~3人用のドーム型テント”としての評価なので、ティピーやパップテントやましてや5人以上用のドーム型なんかと比べないように。
デメリット
1番のデメリットはステレオタイプな形だから見た目の雑魚感は否めないことかも。
あとは前室がないから靴をテント内に持ち込まないといけなかったり、本当に荷物置き兼寝るテントって感じ。
テントと一緒にキャンプを楽しむっていう感じでは使えない。