
夏キャンプ向きの料理
- 作成日
- 編集日2024-07-04
食欲がなくても食べやすい料理や熱中症対策になる栄養面で選んだ夏のキャンプ料理

概要
夏のキャンプについてまとめた他の記事も参考にしてみましょう。
暑さ対策のページでは栄養に関することも書いているので必見です。
夏野菜
夏野菜には汗をかいた時に不足するカリウムや水分が豊富に含まれているので、積極的に食べることで夏に不足しがちな栄養を摂取できます。
カリウム不足になった時の初期症状は疲労感・脱力感や食欲不振の増加などがあります。
またカリウムには摂り過ぎた塩分を調節する機能もあるのでカリウム不足が続くと夏バテを促進させてしまいます。
主な夏野菜
- トマト
- きゅうり
- とうもろこし
- なす
- ピーマン
- オクラ
- ゴーヤ
- レタス
中でもオススメなのは水分が多く体を冷ます効果も期待できるトマトときゅうりです。
冷やしトマトや蛇腹切りのきゅうりの浅漬などは食べやすい上に、加熱しないので体を冷ます効果はそのままに栄養素も壊すこと無く摂取できます。
また火を使わないということは、設営前や料理の準備ができていないタイミングでも作ることが出来ます。
コンビーフピーマンも火を使わなくても火を使っても色々な方法で食べれてオススメです。
とびきりなのはカレーにディップです。
夏野菜を取りやすい料理は、ホイル焼き・うどん・カレーに入れやすいです。
ズボラ飯としては家でうどんを茹でて持っていくと、水でほぐしてやるだけで簡単に作れます。
ピリ辛料理
香辛料には食欲増進の効果があるので、食欲が無い夏バテ時に効果があります。
辛い料理でなくても、メインの料理の最初の数口だけ七味唐辛子をかけたり、おつまみやおかずとして用意することで香辛料を取りやすくなります。
比較的簡単に作れるオススメの料理はこちら。
- ピリ辛たたききゅうり
- もやしの辛子醤油和え
- いかの七味焼き
- 豚キムチ
- カレー
さっぱりした料理
また夏バテで完全に食欲がなくなってしまった時は、さっぱりした料理がぴったりです。
料理自体をさっぱりした物にするのではなく、レモン・生姜・梅・ポン酢・大根おろしなどで味付けを変えて対応することも可能です。
豚肉や麺はレモンや生姜が使いやすいので、急遽味付けを変えるだけでも口に運ぶのが楽になります。
オススメの料理はこちら。
- カプレーゼ
- 鮭のレモンバターホイル焼き
- 冷しゃぶ
- 大根おろし添え納豆
塩分補給
夏は汗をかくので塩分を取る人が多いですが、下記のような情報があります。
日本高血圧学会減塩委員会という会では塩分について「日本人は必要量をはるかに超えているから、意識的に塩分摂取を増やす必要はありません。」とも記しています。
引用元:夏キャンプの暑さ対策
汗に含まれる塩分は0.3%程度らしいので、大汗かきでない限りガツガツした塩分摂取はしなくても問題ありません。
ですが体質や食生活に左右されるとは言え、室内にいるよりも確実に汗をかいて塩分を消費しているので、自分に合った塩分摂取は心がけましょう。
ですが確実に汗をかいて塩分を消費しているので、多少の塩分摂取を心がけましょう。
塩分補給ができるタブレットなどもいいですが、スポーツドリンク1本を1日かけて飲むなどもオススメです。
スポーツドリンクの注意点は暑さ対策ページで書いているので1度見ておきましょう。
夏バテのときは脂質を控える
脂質を摂取すると消化には時間かかり胃腸の仕事が増えてしまいます。
ただでさえ夏バテで食欲がないのに余計に夏バテを促進させてしまいます。
脂質を抑えるには脂質の多い食べ物を避けるだけでなく、「焼く・揚げる」の料理を「茹でる・蒸す」に変えるだけで余分な脂を取り除くことができます。
豚の角煮のレシピで柔らかくするために何度も茹でているのは、この脂質を取り除くためです。